コロナウイルス感染拡大で「吉原などのソープ街が危ない!」という無責任な声 他業種のアラ探しをする前に自己管理の徹底を

吉原を歩いたことがある人ならわかると思うが、そもそも客のほとんどが予約客である。最寄りの駅までの送迎やタクシーで来店して、ことが終わると同様に去っていく。このシステムでは店側のセキュリティーは保ちやすく、よほど鈍感ではない限りセーブはするハズだ。ましてやソープ嬢が拒否すれば、それでおしまい。勘違いされることは多いが風俗嬢は客を選ぶし、店もそれに従う。

もちろん、不特定多数が出入りする業態である以上、インフルを含めて店側の一層の意識の高まりは必要だが、「吉原などのソープ街」がパンデミックの原因になると騒ぐのは、風評被害にもつながりかねない。

いまひとつ、いわゆるちょんの間についてだが、街歩きでの入店、気安さなどを考えればソープよりはリスクが高そうだが、これはごく一部の地域(大阪や川崎)であり、いざという時の封じ込めは容易である。現段階では、客側としては自己責任の範疇と言ってもいいだろう。