16歳の娘が乱交物のビデオに出ている…! 誘拐犯を逮捕して判明したおぞましい”家族の形”【閲覧注意】

事件は2004年11月下旬、バンコクの国鉄駅でフルーツ屋台を営む女性から娘のエー(仮名、16)が行方不明になって4か月が経ったところ、友達の女の子ビー(仮名、15)とともに乱交物のアダルトVCDに出演しているのを発見したと警察に通報があったことで発覚しました。

女性はフルーツ購入客の波が途絶えた際、屋台にビニール袋に入ったアダルトVCDが置かれているのに気付きました。客の忘れ物かと思い中身を確認したところ、VCDのジャケット写真に服を脱ぎかけの姿で写っている我が娘を見つけ、卒倒しそうになったとのことです。

警察は直ちにVCD小売業者から卸元をたどる捜査を開始。あわせて交友関係を捜査するとエーは中学を2年で中退して暴走族の恋人がいることが分かりました。行方不明の理由も家出の可能性が高く、自身の素行に問題がある可能性を匂わせていました。

大きく報道され始めた頃、少女2人はそれぞれ自宅に電話をかけます。「元気でいるが、恥ずかしいから警察への通報を取り下げてほしい。ほとぼりが冷めたら帰るから」と母親に伝えましたが、居場所は明らかにしません。それ以降連絡は一切ありませんでした。

しかし若すぎる少女のAV出演という衝撃的な事実のためマスコミが連日大きく取り上げ、タイの社会を揺るがしたこの事件捜査は、止まるどころかアダルトVCD業界全体へと向かっていきます。対策本部は闇アダルトVCDを60日で撲滅すると宣言し、主だった販売地区や製造拠点が警察・陸軍によってどんどん摘発される事態にまで発展しました。