【平昌五輪】やりすぎ? 美女応援団が化粧室で盗撮された…【北朝鮮】
サービスエリアにある化粧室内で撮影されてしまった美女軍団
平昌冬季五輪開催2日前の2月7日。
韓国、そして日本では肝心の競技や選手よりも、北朝鮮からやってきた芸術団と応援団の話題で持ち切りになった。黒い帽子に赤いロングコートに身をまとった彼女たちの姿は、日本の各局のニュースやワイドショーでも延々と放送された。
取材が過熱する中、「美女応援団のトイレ写真」が韓国で大きな問題になっている。
7日昼頃、陸路を通じて約280人の応援団が韓国入りすると、通関ゲートがある都羅山駅に待機していた韓国や日本の取材陣は、我先にと彼女たちに話しかけた。
「韓国に来てどうですか?」
「どんな応援をするのですか?」
「たくさん練習したのですか?」
政治的に問題にならないよう配慮を感じる質問がほとんどだった。しかし記者たちがいくら声をかけても、美女たちは「パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」と繰り返すばかり。たまにほかのことを言ったと思えば「競技場でお会いしましょう」だ。
「他社とは違う美女の姿を撮りたい!」
カメラマンがそう思ったのかどうかは定かではないが、韓国メディア数社がこともあろうに、高速道路のサービスエリアにある化粧室内で彼女たちの撮影をしてしまったのだ。
個室の前で並ぶ美女たち、乾燥機で手を乾かす美女たち、鏡の前で身だしなみをチェックする美女たち……。
これは韓国内ですぐに「人権問題」として指摘され、現在は公式サイト上で削除されている。
一部現場では「また美女軍団か……」と、13年ぶりの北朝鮮応援団の派遣とは言え、テーマとしてはマンネリ化を指摘する声もあったものの、実際に彼女たちが到着すると「おお、やっぱり美人だ」と感嘆の声があったとか。
8日の選手村の入村式では、応援団のブラスバンド80人が参加し、自前のバンドが演奏して盛り上げるという前代未聞の展開が。
競技場では、このブラスバンドの演奏に合わせて、残り200人の美女たちの応援パフォーマンスが繰り広げられる。
文◎李ソヨン