尊敬する百田尚樹先生の「殉愛」を『ニセモノだ!』と認定した裁判を傍聴してきました

このような結果になったにもかかわらず、未だに恥ずかしげもなく堂々とツイッターなどで大放言を続け、次々とベストセラー作品を世に送り出し続けている百田尚樹先生を僕は尊敬しています。もちろん彼は未だに謝罪などもしていません。まるでモンスターのようなバイタリティーです。とても堅気の人間には出来ないことです。海賊と呼びたい男です。

僕は今まで百田先生のことをほとんど存じ上げませんでした。井の中の蛙でした。僕の友人知人にも先生の作品なんか読んでいる人はほとんどいませんでした。そんなカエルの楽園で生きてきました。
実は過去に「永遠の0」という作品を読んだことはあるのですが、「分厚かったな」という、読まなくても分かるような印象しか残っていません。

余談ですが官能小説作家の大御所、睦月影郎先生が書いた「永遠のエロ」という作品も読みました。こちらは睦月先生の匂いフェチっぷりが全面に押し出されたエロ歴史作品でとても楽しく読めました。ぜひお薦めしたい作品です。

何も知らないカエルだった僕ですが、今回の「殉愛」裁判を見てから先生のことを調べはじめ、著作も読むようになりました。
幸福の科学出版から発刊されている雑誌「ARE YOU HAPPY?」の2017年12月号でインタビューを受けた先生はこう語っています。

「硬い金属も、いつかはポキッといきます。むしろ柔らかいもののほうがしなやかにたわみますよね。人間も、衝撃を受けたらスッと曲がって受け流すような心が大事だとおもいます」

どんな批判も受け流し謝罪も反省もしない折れない鋼のメンタルを持つ男、それが百田尚樹先生なのです。ある意味、幸福な生活を送っていける人です。こんな素晴らしい方が他にいるでしょうか。先生を批判的に見る人もたくさんいますが、声を大にして彼らに伝えたいです。

今こそ、百田に謝ろう。(文◎鈴木孔明)

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