須藤元気・参議院議員が校長を務める英会話学校で「未払い」発生中か コロナ蔓延でも違法営業を続け市長が学校に乗り込むという騒動に発展!
弱い立場の人達は置いてけぼりになってしまいます。今からでも遅くないので現金一律給付にするべきです。とりあえず10万円給付して、様子を見てさらに何回か。
現金給付、1世帯30万円 所得減が条件、自己申告制 https://t.co/NNpBjR8luz
— 須藤元気 (@genki_sudo) April 3, 2020
自身の学校の従業員には?
須藤氏は議員の他にも多くの肩書きを持ちますが、そのひとつに「セブ島 QQイングリッシュ校長」という教育者としての顔があります。
QQイングリッシュ(以下:QQ)はセブでも最大手の英会話学校のひとつです。芸能人、有名人も多く留学し実績や評価も非常に高く、その名はセブ英語留学の代名詞と言っても良いでしょう。
須藤氏自身も以前にQQに留学した経験があり、その縁もあって校長に就任したと2018年6月23日のツイッターで報告しています。以降コンスタントに校長として活動しており、ツイッターおよび自身のウェブサイトにも「校長」の肩書きはしっかりと記されています。
現在フィリピンでは大統領が「違反者は射殺する」というほどの厳しい地域検疫体制がひかれており、原則外出禁止、許可がない場合は営業も停止しなければなりません。
QQでも授業がなくなり、それに伴い先生らの仕事もなくなり自動的に給料もストップしたというのです。
話をしてくれた先生は「働いた分だけ給料をもらう契約だから仕方ないんです」と肩を落とすばかりですが、一方QQではホームページなどで「教師の正社員雇用」をセールスポイントとして掲げています。この度のような事態において何の救済もないのに何が正社員なのかとの思いを禁じ得ません。
フィリピンと日本では雇用の制度が違うといえばそれまでですが、「WE ARE ALL ONE」とのグローバル・メッセージを掲げ活動をする須藤氏が校長として先生らの窮状をどう捉えるのでしょうか。
日本では野党議員として言いたい放題、自らの足元のフィリピンに関しては何もしない。これでは口では聞こえの良いことを言っていても行動すべき時に行動できる人とは思えません。
参考記事:須藤元気議員事務所に電凸取材! 果たして議員は「未払い」について何と答えたのか? 驚くべき回答が返ってきた!!