田崎史郎は風俗店が「届出制」であることを知らないのか! 感情論をテレビで撒き散らすのは筋違い 特定業種へのヘイトを止めろ――!

確かに、風俗店への補償に関しては賛否があるだろう。しかし東京都の例をあげれば、まず業種を指定しての自粛要請という事実がある。また法的な根拠としては、(一部の違法店を除けば)きちんと国への届け出も済ませている。言ってみれば「お国が認めている」仕事なのだ。それをなかば感情論で非難するのは、筋違いとしか言いようがない。

さらに言えば、緊急事態宣言が発出された際、名指しされた事業者のなかには経営の行き先を考えて休業を躊躇する人もいたが、ソープランドなどの代表的風俗店は早々に休業に踏み切っている。これには、元来お上の言うことには逆らわないという風俗業界の体質も影響しているが、世の非難を浴びたくない、という考えが根底にあるのだろう。

このように、風俗業界に代表されるような特定の業種へのヘイトまがいの非難は、主としてネット空間でやり取りされることが多い。しかしその一方で、田崎氏に代表されるような大メディアからも、度々聞こえてくるのだ。どちらの影響力が大きいかについては議論があるだろうが、日頃公序良俗的な言説を繰り返している大マスコミには、より責任の重さがあると筆者は考える。

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