森三中・黒沢かずこ、宮藤官九郎……日本芸能界と韓国芸能界のコロナ感染者数、驚愕の数字 なぜ韓国芸能人は「SUPERNOVA」以外ほぼ無傷なのか

一方、日本では国民的スターの志村けんが死亡し、現在では石田純一が闘病中。森三中の黒沢かずこ、そして脚本家の宮藤官九郎が感染したことなどが報道されている。

この差は何なのか。

感染者数の累計は日本が1万995人(日経新聞、4月20日)で、韓国は1万683人(東亜日報、21日)とほぼ同数。しかし、首都の感染者数が大きく異なる。東京では都内の感染者数は3184人(同、23区外は300人以下)で、ソウルは626人(連合ニュース、21日)だ。

 

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東京23区の面積が約630平方km、人口約970万なのに対し、ソウル市は面積約605平方km、人口が約970万人と、両都市の規模はほぼ同じだ。有名人の感染者が多くないのには、首都での感染者が少なかったことが理由の一つとして考えられる。

韓国では、感染者数が最も多かったのが大邱市で累計約6000人。新興宗教による礼拝の場で集団感染が起きた地域だ。人口密度の高い、首都や都市部よりも地方都市での感染者の多かった珍しいケースだ。(文◎李ソヨン)