今夏、神奈川は海水浴場なし!? 地元では「逆に荒れるのでは」と危惧 それでも遊ぶ人VS自粛警察の争いが勃発する可能性も!

「残念ですが、海水浴場が設置されていないところで泳ぐのを規制する条例はありません。自己責任になります。トラブルを危惧して県内の市町長は、新しい条例の施行や警備員配置計画等に着手しています」

海岸法には海岸の管理責任は都道府県の知事にあると定められています。海水浴場が開設された場合には、管理責任は開設者(市町長、管理組合)になりますが、海水浴場が開設されないので、今年は県知事が管理責任者となります。

神奈川県の対策としては、担当者が新聞の取材に答えているのを聞く限りでは、海水浴客に対して遊泳の遠慮をお願いする看板を設置する程度のようです。

一方で、地元の方々は、海水浴場や海の家がないことで夏の海岸が荒れることを危惧しています。

大音量で音楽を流して、お酒飲み放題で騒げるビーチパーティ状態になりかねないのです。海に遊びに行く人に自粛を求める自粛警察が台頭する可能性もあります。

海で自粛警察とのバトル等にならないように今年の夏は大人しく過ごしましょう。(文◎星野純連)

 

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