所ジョージも「辺野古埋め立て反対」ソングでメッセージ なぜかローラの時とは違うネットの声
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昨年12月14日、沖縄県名護市辺野古の埋め立て予定地の海に土砂の投入が開始されたため移転問題は新たな段階へと突入。
土砂の投入が開始された滑走路の建設予定地には美しいサンゴ礁などもあるため、モデルでタレントのローラ氏がInstagram上で「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」と米ホワイトハウスへ提出する嘆願書への署名に誘導し10万人を超える署名を集めたことが大きな話題に。
この騒動では10万人以上という大きな賛同が得られた一方、バラエティ番組で見せるローラ氏のキャラクター性もあってか、失望や批判の声も大きなものとなるなど新規にCMを依頼するキャラクターとしてはイメージの持って行きどころが難しい状況にもなってしまった。
このような諸刃の剣とも思えるタレントの政治発言だが、新たに注目を集めることになったのは、ビッグネーム芸能人の一人、所ジョージ氏だ。
最近ではYouTuberとしての活動も注目されている所ジョージ氏だが、沖縄で沖縄の民族楽器である三線を弾きながら以下のような歌詞の歌を披露したのだ。
「アメリカの飛行機
アメリカに降りてョ
周辺諸国の防衛
沖縄の人の感情
両者正義で何年ももめて
その間諸国は攻めるの休んでくれているのか~な~」
この動画は大きな話題となり、様々な見解が寄せられている。
「粋だねぇ」
「こいつの生き方にはちょっと憧れるw」
「さすが黒澤明が認めた名優」
「所ジョージは沖縄に別荘持ってんだから、こんなこと言うのは当たり前だろ」
「昔から一貫してこんな感じの歌うたってる人だし」
「ローラが叩かれてる中でシレッとこういう事出来るとこが所さんのスゴいところ」
「随分テレビとイメージ違うな」
厳しい意見を寄せるものもいるが、所ジョージ氏の”生き方”として捉えるもののほうが多く、これまで一貫して同様の活動をしてきたこともありイメージ問題に大きな影響は無いようだ。
今回発表された歌に関しては、右や左と言った思想に振り切っておらず漠然と問題意識や矛盾点を投げかけている点が、批判意見の集中を招かなかったのではという憶測もある。
これまでタブーと考えられてきた芸能人の政治発言が何かを変えるきっかけとなっていくのだろうか。そこには期待値と同じだけの危険性が潜んでいることも忘れてはならない。(文◎編集部)