東京アラート本当に解除で大丈夫? 小池都知事の発言に気を付けろ! 過去には「AI、つまり私」という意味不明なコメントも

まず、3月23日の会見で小池都知事が発した「ロックダウン」という言葉が話題になった。

日本でロックダウンはできない。にもかかわらずこんな強い言葉を使った。小池都知事は3月下旬まで東京五輪開催に夢中でコロナ対策の発信は出遅れていた。それを巻き返すためにインパクトで勝負したと思われても仕方ない。

327日の毎日新聞の社説でも「そもそも、都の対応はこれまで出遅れていた」「他の都市部のようにトップが強いメッセージを発する場面は乏しかった。姿勢が変わったのは、東京五輪延期の流れが強まった時期とも重なる」と指摘している。

なぜこんな強い言葉をいきなり放ったのか。

『女帝 小池百合子』では都知事就任直後のある発言と比較している。

《かつて、都知事には権限がないにもかかわらず。「都議会冒頭解散」と叫んだように。》

あのとき出馬会見の公約として「都議会解散」をぶちあげたが、その権限は都知事にはない。

”不信任案が提出されたらそのときに解散する”という詳しい説明より「冒頭解散」というインパクトを選んだのだろうか。確信犯で言ったなら罪深い。ただの煽りだからだ。

そう考えると今回の「ロックダウン」発言とまったく同じケースであることがわかる。この衝撃的な発言も思い出した。「AI」発言だ。当時の記事を引用する。

『小池知事の「人工知能、つまり私」発言にネット困惑』(2017年8月15日・産経ニュース)

2017年8月10日の定例記者会見のこと。毎日新聞記者からの「豊洲市場の移転問題に関する検討過程の記録が残っておらず、情報公開という知事の方針に逆行するのでは。所見を聞きたい」という質問に対して、

《小池知事は「情報というか、文書が不存在であると、それはAIだからです」と発言した後、少し間を開けニコリと笑い、「外部の顧問や専門家会議で考え方を聞いてきた。試算は公表されている」などと説明。さらに「最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということ」などと話した。》(産経・同)

 

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