「夜の街」に光が見えない 緊急事態宣言解除後、“客引き”の摘発が増加 追い詰められた一部ボッタクリ店の跋扈が危惧される

客自体が減っているということは、当然、風俗嬢の稼ぎも減っているワケで彼女たちも苦しい生活を強いられている。これは、いわゆる性風俗だけの話ではなく、キャバクラやガールズバーも同様である。筆者の知り合いのなかには、東京での生活を一端切り上げて、地元(実家)に戻ってしのぐ女の子もいる。

光が見えない風俗業界だが、少なくとも「健全営業」の努力をしてきた店舗たちにはなんとか踏ん張ってもらいたい。追い詰められた一部ボッタクリ店などの跋扈が、世間一般の風俗全体への指弾に繋がりかねない状況下だけに、なおさらのことである。(取材・文◎堂本清太)

 

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