珍しい姿に仏像ファンはビックリ!? 東京・雑司ヶ谷に祀られる「三光天子立像」を知っているか|Mr.tsubaking

御朱印ブームも手伝って、寺社仏閣の参拝者はここ数年、増加傾向にあるといいます。また2009年に東京国立博物館で開催された「阿修羅展」からつづく仏像人気もいまだに高いまま。国宝や重要文化財に選ばれるような仏像もすばらしいですが、今回はあまり人目につかない不思議な仏像を紹介いたします。

仏像の専門家やマニアの間では「仏像は鎌倉時代に完成形を迎えた」とよく言われます。

そのためもあって、鎌倉時代以前に都のあった京都や奈良、鎌倉に歴史的にも美術的にも価値の高い仏像が多く残っています。

一方で、江戸時代に都となった東京には国宝や国の重要文化財に指定される仏像はごくわずか。しかし、江戸という独特な土地と時代の中で醸成された文化は個性の際立つ文化財をいくつも生み出しているのです。

豊島区雑司が谷、鬼子母神のそばに建つ「本納寺」。

こちらの仏像は、仏像ファンである人ほど驚くような姿をしています。

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