どうなる山口達也氏 「悪質性が十分に認められる事例」(警視庁警察官) 酒気帯び運転でガサ入れは異例だったのかを改めて考える

実際に、捜査を担当している(山口氏のではないが)警視庁警察官に聞いてみしまた。

「家宅捜査の事を聞いて、私も疑問に思いました。が、別件のネタではないようですね。有名人であり、かつ社会的反響が大きいだけでは、考えにくいガサではあります。勾留請求が認められなかったのは、驚きました。ですが、供述を変え、一部否認に転じました。こういった、供述が曖昧であり、かつ過去に大騒動となる飲酒トラブル(飲酒により女子高生に強制わいせつ)を起こした事を鑑みれば、再犯のおそれも十分にあり、悪質性が十分に認められる事件と思います。

つまり、供述が曖昧で勾留不必要という事は、自己の供述に合わせた罪証隠滅の恐れがあることでもあります。悪質性の強い事犯で再犯の恐れがあるのです。釈放されてしまいましたが、在宅でも起訴するに値する事件であることと警視庁・検察は判断した訳です」

当局としては、起訴後の公判維持のためには、関係場所のガサで証拠固めをしなければならなくなります。そこで釈放後、ガサ入れをしたのだと思われます。それでも、酒気帯び事故で家宅捜査は腑に落ちない部分があるのですが……。

「ガサ入れして、差し押さえるべきものは焼酎入りの瓶とかなんでしょうか」(前出・警視庁警察官)

結果、ビンではなくパックの焼酎が押収されました。

悪質性が高いと警視庁に判断された山口氏。復帰どころの話ではなくなってきました。現場のファンの「たっちゃーん」という声を山口氏はどういう思いで聞いていたのでしょうか。(文◎編集部)

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