カトパン、またも激怒 「女性は簡単に嘘をつける」という嘘をついた自民党杉田水脈議員 党内では「厄介者扱い」化か

それ以前にも杉田議員は『新潮45』(新潮社 ※休刊中)でも「LGBTの人は生産性がない」と言ったトンデモ記事を寄稿したりしていました。それでも、おとがめなしだったのは、少なからず自民党内ではコンセンサスが取れていた、というより安倍政権の中で存在出来たのではないかと思われます。安倍前総理や自民党幹部が暗黙のうち、容認していたとも言えます。

「潮目が変わったのは菅総理が誕生してからとも言えます。女性閣僚こそ少ないですが菅総理の視線は女性の社会進出にもあると言われています。それと伊藤詩織さんが『TIME』誌で取り上げられたのが大きいですね。日本が誇る2人の女性のうち、一人に選ばれたのですから。正確には「影響を与えた女性」ですが、それでも世界的に伊藤さんの名前は知られる事になりましたからね」(前出・全国紙記者)

安倍政権の中では何とか生き抜いてこられた杉田議員。ですが、さすがに今回は自民党内からもブーイングが起きているようです。

「MeTooなど価値のアップグレードが進むなか、冷や水を浴びせる発言ですからね。それもいったんは『言っていない』と発言しておきながらブログで認めてしまいました」(前出・全国紙記者)

自民党内からも「厄介者」扱いされ始めた杉田議員。それにはもう一つの要因があると言われています。

「自民党の友党の公明党ですね。創価学会の婦人部からは当然、ひんしゅくを買っています。菅総理としても公明党との絆は切れる事はないものの、安倍政権末期のように微妙な関係になるのは、来年とも言われている選挙には良くない影響を与えてしまいかねないです」(前出・全国紙記者)

最早、一部から自民党のいや、国会の問題児呼ばわりされ始めた杉田水脈議員。ブログでは殊勝でしたが本当に反省しているのかは疑問です。(文◎編集部)

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