義理チョコはパワハラ 女性の半数近くがそう答える世の中 金銭的にも負担はキツく

グラフ1(クリックで拡大します)

まず、グラフ1はチョコレートの月別支出額ですが、やはりどの年でも圧倒的に買われているのは2月。売れ行きが最も落ちる7・8月と比べて約5倍の支出額をマークしています。
というか、チョコレートは冬場になると売れるようで、寒い日には甘いもので心身ともにほっこりしたくなるのでしょうか。

 

グラフ2

次に2月の日別支出を調べてみました(グラフ2)。こちらもバレンタインデーの2月14日に向けて支出額が増えていき、15日になるとガクンと減少しています。
ということは、世の女性たちの多くは、バレンタインデーの直近になるとチョコレートを準備しているようです。平日だと休憩時間や仕事終わりなんかにわざわざ売り場へ出かけているのでしょうから、「なんで義理チョコなんかのために」と面倒に感じている人も多そうですね。

グラフ3

ちなみに男女の1年間のチョコレート支出額を調べてみると、やはり女性のほうがチョコレートにかける金額が大きくなっています。とくに34歳までの若い女性が最も多く、バレンタインデーに義理チョコをあげる機会が多いことが関係していそうです。

グラフ4

最後に男女別・年齢別の平均賃金を示しているのがグラフ4です。30代までの女性の平均賃金は20万円台前半ですから、義理チョコを配るとなると結構な金銭的負担になります。これが毎年あると考えると、やはり義理チョコに対する女性のイメージがネガティブなのもうなずける話でしょう。

精神的なこと以外でもいろいろと負担が大きい義理チョコは、これからますます敬遠されていきそうです。(文◎百園雷太)

※出典
<グラフ1>
総務省統計局「家計調査」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています。
<グラフ2>
総務省統計局「家計調査」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています。
<グラフ3>
総務省統計局「家計調査」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています。
<グラフ4>
厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、
筆者がグラフ化しています。数値は残業代などを含まない所定内給与額です。

 

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