自民党強気 「日本学術会議任命問題?心配していない」(自民党幹部) それよりジャパンライフ事件で隠し玉が出るか

要するに新聞、テレビで盛り上がっているように見える日本学術会議問題は、視聴者には響いていないという事です。

「自民党でも、依然として支持率は60%以上と見ているようです。野党のパワーが明らかに落ちているので自民党は日本学術会議の問題も乗り越えられるとみています」(前出・政治部記者)

とは言え、国会での「総理としての」菅総理の実力は未知数。

「官房長官としての答弁は完璧でも、総理としての答弁はかなり丁寧な説明が必要とされますからね」(前出・政治部記者)

が、それよりも菅内閣が警戒しているのが「桜を見る会」のジャパンライフ事件。14人逮捕という大型詐欺事件です。家庭用磁気商品のオーナー(販売預託)商法を展開したジャパンライフの山口隆祥元会長らが一体、安倍総理の名前を使っていかに詐欺案件を展開してきたのか。誰が招待したのか。山口元会長の周辺には反社がかかわっていないのかなどなど。

桜を見る会関連の書類(名簿など)が廃棄されているからと言って、終わりにして良いものではありません。安倍内閣のいくつかある負のレガシーが菅総理の足を引っ張るのかに自民党は危惧しているようです。(文◎編集部)

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