タイ・民主化要求の大規模政治集会! 非常事態宣言でついに警察介入、…どうなる?【動画付き】
このような背景からタイでは、政府への不満が高まっており、若い人を中心として、タイの民主化のために憲法の改正、現在の議会の解散などを求める政治集会が行われ、規模も大きくなっています。
2020年10月14日、タイのバンコクの民主記念塔前で、大規模な集会が行われました。この集会にはタイの各地から数万人規模が参加し、タイの憲法を民主的なものにするよう改正を求め、また現在の議会を解散し、真に民主的な方法で選挙により議会を開くことなどを要求していました。

そこに、タイの現在の王政を支持する体制派のデモ隊の一団が、黄色い服を着て現場に到着します。
以下は、この様子を撮影したタイメディア、The Pattaya Newsの伝える現場の動画です。
https://www.facebook.com/Thepattayanews/videos/675796053064472/
体制派もデモ活動を実施、政治集会の現場は体制派、反体制派の両グループがにらみあう格好となります。両グループの間では小競り合いも発生し、3人が軽傷を負う事件も起きました。
そして反体制派は、タイのプラユット首相の辞任などを求めてデモ行進を実施、バンコクの政府庁舎に向かいます。バンコクにはバリケードなども設置されていましたが、反体制派は公共の場所をバリケードで塞ぐことは許されないとし、バリケードなどを撤去していきました。

その後、タイ王族の乗る車列が現場を通るなどしたことから、警備の警官隊も多数投入され、警察官部隊も多数が監視する状況となりました。
こうしてバンコク中心部の現場では両グループのデモ隊に加え、多数のタイ警察の警官隊、そこに各国のメディアが多数集まり、緊張した状態となっていきます。
その様子を撮影したThe Pattaya Newsのニュース動画が以下のものです。
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