「一日中、エロいこと考えてる」セックス依存症になりやすい女の特徴【ウーマン】
最近は、草食系と言われるような、セックスレスな人々が話題ですが、ひそかに「セックス依存症」も増えているそうです。
「日本でもセックス依存症は多いですよ」と語るのは、さまざまな男たちを見てきた、漫画家の倉田真由美さんと作家の岩井志麻子さん。
気になる”セックス依存症になりやすい男性”とは、どんな男なのでしょうか?
セックス依存症の男性が主人公の映画
漫画家の倉田真由美さんと、作家の岩井志麻子さんによる女性限定トークショーで、「セックス依存症の男」という気になる話題がのぼりました。
この日は、映画『シェイム』(3月10日公開)のお披露目に併せたトークショー。映画の主人公は、NY在住のブランドン。仕事以外のすべての時間を、セックスとそれにまつわることに注ぎこんでいる独身男性です。
「セックス依存症」とは、アルコール依存症やギャンブル依存症と同様の精神疾患とされていて、それがないとどうしても落ち着かなくなってしまう病気のこと。
2009年に、タイガー・ウッズのひどい浮気グセは、実はセックス依存症だったとして大きく取り上げられました。
倉田真由美さんは、こう分析します。
「わたしも”ヤリチン男”ってよく漫画に出しますし、取材で会ったこともあります。彼らのなかには、何百何千っていう女性をコマしているというすごい人もいたのですけど、彼らが過去に女性にひどい目にあったかっていうと、そういうわけではないんですよね」
つまり、過去の性的トラウマなどなくても、人はセックス依存症になってしまう……それがリアリティだと言うのです!
岩井志麻子さんも、セックス依存症に関する持論を展開。
「セックス依存症の人にはコレクター心がある。これともしてみたい、あれともしてみたい。熟女も外国人もスッチーもタレントも……まるでハンコを集めるスタンプラリー感覚ですな」
物を集めるような好奇心だけで、セックス依存症になってしまうとは、ちょっと恐ろしい話ですね。
セックス依存症になりやすい人とは
では、依存症になるさしたる理由がないとしたら、どんな人が依存症になってしまうのでしょうか?
おふたりは「カラダおよびセックスに自信を持っている人というのは、男女ともに腕試し的にセックスをしたがる傾向にある」、という結論に達しました。
たしかに、セックステクニックって、試験や検定があるわけではなく、その良し悪しのほどは実践する以外に測りようがないですからねぇ……。
さらに、映画の主人公ブランドンについて、岩井志麻子さんはこう感じたそうです。
「映画のなかでブランドンは、何かを隠すためにセックスしている。人間って、恥ずかしいことは何ですかって聞かれたときに、本当に恥ずかしいことはすぐに 言えないですよ。問われて、3つくらい挙げてから、最後に付け加えるような形でようやく切り出してくるのが本音なんですよ」
つまり、セックス依存症の人にとってのセックスとは、?何か″から逃げるための隠れみのなのかもしれませんね。
まとめますと、セックス依存症になりやすい人とは、
●その1:好奇心旺盛でコレクター心のある
●その2:カラダおよびセックスに自信がある
●その3:なかなか本音を言えない
ということでしょうか。
現代人はセックスに関わる問題が多い?
セックスは心とカラダの両方に係わること。セックスレスもセックス依存症も、現代人らしい特徴なのかもしれません。話題作『シェイム』の、セックス依存症で孤独な主人公が、いったい何から逃げているのか。
また、こういった男性をあなたはどう思うか。ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
【関連記事】恋愛の敏感キーワード「復縁」成功体験談
Written by 新井希/Gow!Magazine
Photo by (C)2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
Shame/シェイム[日本語字幕無][リージョン2][PAL-UK]
草食系のほうがいいのかも