えっ、この時期にサクラ並木!? 300メートルの桜のトンネルが「映えすぎ!」と話題

まるで日本にいるような錯覚を覚えるその光景が人気を呼び、家族連れやカップルを中心とした観光客が訪れて花見を楽しんでいます。

しかしタイで桜が育つのでしょうか。日本と同じ北半球の国ですから今の時期に開花するのも不思議です。実はこれらの桜は人工観葉植物なのです。桜並木はサイクリングロード沿いでカフェ「HIP COFFE」を経営する2人の若者のアイデアから生まれました。

カフェの前に自治体がサイクリングロードを整備したことで、自転車でサイクリングを楽しむ市民が毎日多く目の前を通るようになりました。そこで2人は市民らにカフェに立ち寄ってもらう方法を練ります。

日本へ旅行に行った際に見た桜がとても綺麗で忘れられなかったことから、タイにも桜並木を作りたいと思い立ったのでした。そこで地元自治体から許可をもらい、300万バーツ(約1千万円)の自己資金を投じて日本から人工観葉植物の桜の木を40本ほど輸入して設置したのです。

写真は『HIP Coffee&restaurant』(@hipbarkorat)のフェイスブックより
映えスポットとして人気を集めている。※写真は『HIP Coffee&restaurant』(@hipbarkorat)のフェイスブックより

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