衆院説不出馬「上西小百合の処世術はテレビで通用する」説を検証する

 上西小百合氏がテレビや東国原氏に取り上げられる度に、「何で?」と思う人がほとんどだろう。なのでここでも「一応、取り上げておく程度」にしておく。上西氏が衆院選立候補を取りめたがこの時、小池百合子希望の党代表が記者会見を開いており、報道は小池一色だった、残念ながら。
 上西氏の処世術はTwitterで炎上することでワイドショーで取り上げられる事に価値がある。それが悪口であっても。上西氏の特徴はドМなのか?というぐらい、悪くテレビで取り上げられる事に悦に入っているのが特徴。どんな形であれ、取り上げられる事が必要。必要というより必至、いや必死だ。彼女にとっては生き死にの問題だからだ
 東国原氏にしかけたり。浦和レッズにかみついたり、メイウェザーvsマクレガー戦にツイートしたり、いっちょ噛みしてネットニュースに取り上げられる事が目的。それによってテレビに出演すればなお成功。東京では受けないかもしれないが、BSやネット番組からの需要はあるだろう。
 需要と言えば、媒体ではどの程度あるのだろうか。
 大阪のテレビ番組で影響力ある人と言えばやしきたかじん亡き後、男性では辛坊治郎、女性では上沼恵美子と言われている。上沼恵美子の番組には既に出演済みであり、上沼恵美子に気に入られれば大阪での地位は確立される。
現実的として「大阪のいくつかの番組からはオファーが出ている、あるいは出そうと考えていますし、彼女の芸能界進出は今のところ成功する可能性が高いです」(放送作家)。
 ネットで叩かれようが、媒体が必要すればサバイブできるのがこの世界。上西小百合氏は在阪テレビ業界でしばらくは露出し続けるだろう。期間限定かもしれないが。(金城公平)

41ABQS-BMUL._SX352_BO1,204,203,200_[1].jpg《参考文献》
「小百合」(双葉社)上西小百合