河合奈保子の実娘Kaho、14歳でCDデビュー 『ほぼ日刊 吉田豪』連載53
河合奈保子の娘、14歳でCDデビュー。これ、実は某誌でコメントを求められてボクも事前に音源を聴いてたんですけど、このタイミングで宇多田ヒカルを売り出したスタッフが、ほぼあの頃の宇多田ヒカルなサウンドで、大物女性歌手の娘を宇多田ヒカルより若い歳でデビューさせるという、宇多田ヒカルにも河合奈保子の娘にも同情したくなる企画だし、しかも親のことはオフレコって話だったからコメントは断ったんですよね……。なお、宇多田ヒカルがなぜあんなに『エヴァンゲリオン』が好きなのかと考えた結果、「父親に無理矢理エヴァに乗せられる」「そのエヴァには実の母親が取り込まれている」といった碇シンジの状況に自分とのシンクロ率の高さを見出していたからじゃないかとボクは勝手に解釈していたわけですけど、こうして自分の代わりがいくらでもいる綾波レイともシンクロすることになった彼女がホント心配。
【関連記事】調べるほど好きになる男、ASKA 『ほぼ日刊 吉田豪』
Written by 吉田豪
Photo by 河合奈保子ゴールデン☆ベスト ~A面コレクション~
秀樹の妹の娘ということに…。