あなたは大麻取締法「使用罪」に賛成ですか反対ですか そろそろ本気の議論をしよう

任意で職質する警察官。腕を見ているので薬物を疑っているのが分かる。(撮影・編集部)

厚生労働省は「大麻等の薬物政策のあり方検討会」を開催すると発表した。厚労省の開催要項をみると、若年層における逮捕者や再犯率の増加、そして、WHOなどが医療大麻の活用にむけた議論がなされていることが理由だという。この発表を受けて、「大麻取締法に使用罪導入を検討」という内容でマスコミ各社が一斉に報道した。

2019年の大麻での検挙者数は過去最多の4570人であり、20代以下は2559人と過半数を占めている。今後、この傾向は強くなっていくだろう。さらに使用罪が導入されると検挙者数も一気に上がることは明白である。

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僕は使用罪導入や厳罰化について反対である。現状の法律のまま使用罪を導入することは、若年層への抑止に対しての根本的な解決にはならないと考えている。

逆に、罰則を軽くする「軽犯罪化」を行うべきであろう。具体的には、違反者には欧米並みの罰則に留めるべきである。一気にそこまでいくのは社会的な混乱が生じるというのであれば、懲役刑の前段に少し高めの金額で過料を設けるのはどうだろうか。

使用罪は、大麻に含まれるTHCという陶酔成分を取り締まるということだ。そうなのであれば、飲酒運転などと同様に、体内から検出された大麻成分が逮捕者の健康をどれくらい害するのかということを基準に制裁のレベルを決めるべきである。