スタジオで田崎史郎vs玉川徹の喧嘩勃発 「ゲスのカン繰りだ」「僕はゲスなんですか」

「田崎氏のように政権に入り込んでいる人がオリンピック後の総選挙が理想、という事は分かり切っているはず。また、玉川氏は逆に自民党には恐らく取材出来ず、取材した記者から情報を得ているのでしょう。因みに田崎氏とともによくテレビ出演する政治アナリスト伊藤敦夫氏も自民党から直接情報を得ることも無理みたいですね。一時、自民党を出た人間にはあの党は厳しいですから」(大手新聞社社会部記者)

田崎氏が激怒した理由は自民党の焦りそのものだと思われます。菅政権発足後、始めての国政選挙で自民党は三敗。特に、保守が強い広島で負けた事には党内からも「菅さんではダメだ」という声が上がっています。ではどうすれば良いのか。「オリンピック開催が必要論」が強まっているのが自民党党内で取材すれば事実として、聞えてきます。

と、ともに「私らにもワクチンを早く打ってほしいですね。政府は遅れています」(自民党関係者)。政府というのは「菅政権」の事を指している訳ですが、要するに「オリンピックはやるべきだが、1人の人間としてコロナは気をつけなければならない」という雰囲気が自民党内にまん延しているようです。
田崎氏はですから、玉川氏の問いに例え挑発的であっても「政局に利用している雰囲気はあるでしょうね」と素直答えればよかったのです。これからも田崎史郎さんのご活躍に期待です。彼を見ていれば政府の雰囲気が垣間見えてくるという意味で貴重な存在ですから。(文@編集部)

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