愛知県知事リコール署名偽造事件で醜い責任の押し付け合い コメンテーター達の発言をチェックしてみた

●「まあね高須さんがこの事言っちゃってる分、(河村市長のコメントは)比べちゃいますからね。本当に全く関与していないとしても得か損かという話でもないけど、一応、僕にも責任があると言っておいた方がね」(おぎやはぎ・矢作氏)

ここの部分はバランス感覚に取れた矢作さんだけあって無難です。

●「(河村市長は)説明責任くらいはしとかないといけないですよね」(おぎやきはぎ・小木氏)

だからそれは高須氏にも言える事です(ホント、台本見てみたいですね)。

では、大村知事のコメント。「日本の民主主義を壊す暴挙」との大前提。それから「河村氏と高須氏が首謀者」と両者の名前を並列しています。どちらが潔いとかではないのです。どちらも潔くないのです。2人もレベルは同じです。

ネット右翼と高須氏に代表されるような人々を評しますが、ネット右翼の定義とは「口だけ愛国者」「口だけ右翼」が本質だと僕は見ています。少なくとも僕が付き合っている右翼・民族派(左もですが)身体を張っています。だからこそ彼らは言葉が重いのです。少なくとも、僕が20年来の付き合いをしている右翼・民族派の人々は言動一致しています。

高須院長の「全ての責任は僕にある」では、具体的にどう責任を取るのか、注視していきたいと思います。「口だけ愛国者」なのか言行一致の人なのか。今のところ前者の疑いが濃くなっています。また、その場合ワイドショーのコメンテーテーターの皆さんのコメントも、本サイトでもう一度、掲載しようと考えています。(文@久田将義)

再開したあいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』に行って感じた、止められないアーティストの創造力|久田将義 | TABLO