平成の怪事件 なぜ?一体誰が? マンホールから遺体が発見 多摩保母マンホール事件現場

1996年(平成8年)2月に勤務先を出たところ行方が分からなくなってしまい(夜9時に新聞集金人が目撃したという話もある)、捜索願いが出されました。
そしてその約10カ月後、自宅からマンホール内で発見される事になってしまいました。マンホールには雨水と汚水があります。汚水のマンホールから水があふれだしているのを見つけた住民が通報しました。
何人か、疑わしい人物が浮かびあがっています。被害者と交際をしていた男性も任意で聴取が行われましたが、アリバイなどの壁があり彼の逮捕には至りませんでした。その他、捜査を担当している警視庁多摩中央署は鑑取り(被害者の人間関係を調べる)などをしたものの、未だに逮捕には至っていません。
現場に行かなければ分からない。

その観点から編集部は現場に行ったところ、いくつか疑問が浮かびあがってきました。

・これは当初から言われてきましたがマンホールは40キロ。それだけではありません。特別な工具がなければ開けるのは無理。
・普段、一般の人はマンホールに注目したりしません。しかし犯人はマンホールに着目した。マンホールを身近に感じている職業ではないのか。
・本サイトが定期的に取材している裏社会の人間で「マンホールに遺体を遺棄」とい事を聞いた事がある。すなわち遺体を遺棄する方法としては実はさほど珍しくないのかも知れない。
・遺体遺棄は夜に行われた可能性が大(昼間は動画の通り人通り、車通りが多くて無理)。ではその際カラーコーンなどで工事のような
カモフラージュをしていたのか。
・遺体遺棄は、事件の発覚を遅らせる為。あるいは、事件そのものを無くしてしまう為。それには山中か海中に遺棄するのが通常。しかし、それには遺体を運搬する手段が必要。車である。その車を持っていなかったのか。なので200m先のマンホールに遺体遺棄現場をしたのか。

等々です。

当時はスーパー。現在は100円ショップに隣接しているマンホール(画像・編集部)

警視庁多摩中央署は
【・被害者とトラブルになっていた人物を知っている
・事件について異常な興味を示す人物がいる
・平成8年(1996年)2月から3月ころにかけて、発生場所周辺で
・不審な行動をする者
・不審な車
・マンホールを開けている者
・大きな荷物を運んでいた者】

「人生で絶対に関わってはいけない人」をクレームと恫喝だらけの編集者人生の久田将義が解説|ニュースサイトTABLO 

の情報提供を求めています。

被害者の無念の為にも1日も犯人が逮捕される事を願ってやみません。(文・写真@編集部)