ワクチン騒動はこう切り抜けろ 51歳の筆者が既に接種済出来た方法とは

昨年春以来続いているコロナ禍。世界中で373万人あまり(6月6日現在参照元:World COVID-19 Stats)の人が亡くなり、経済や人の流れを止めてしまっている。そんな中、明るい兆しとなっているのは、英米やイスラエルといった国々でおこなわれているワクチン接種だ。
65歳以上の接種が日本国内でもようやく本格化し始めた。それより若い現役世代の接種が本格化している市町村は、6月6日現在、小さな村以外を除いて未だにかぞえるほどしかない。

オリンピック開催まで50日となった6月5日時点でのワクチン接種回数は約863万回、一回目接種率は6.15%、二回目摂取率に至っては0.64%にしかすぎない。(データ参照元:首相官邸https://cio.go.jp/c19vaccine_dashboard)。
コロナ禍の終了まではほど遠い。打てているのは医療従事者と一部の高齢者のみ。にも関わらずライターである筆者はすでに一度目の接種を6月3日に済ませてしまった(二回目は三週間後)。もちろん、それは何か不正なやり方をしたとかではない。正式な手続きで、なおかつ首都圏に住んでいれば、誰にでも可能な方法であった。
高齢者でも医療従事者でもない筆者がなぜこんなに早くワクチンを接種できたのか、打った結果、身心がどう変化したのか――といったもろもろの情報についてお知らせしてみたい。どうか参考にしていただければ幸いだ。

●狙いは余剰ワクチン

発端は、5月28日に友人の新聞記者からもたらされた情報だった。意外にも、ワクチンの余剰分がかなり出ているという。自衛隊による大規模接種と自治体による接種の二重予約や当日の体調不良などから、かなり余剰分が発生していて、その数は実に10%のぼるという。そのため、廃棄に至らないよう、キャンセル待ちの人を必死で呼び込んでいるという。

「ワクチン予約、当日キャンセルは3872件 大規模接種センター」(2021年5月31日 毎日新聞より)

話をきいて筆者は思った。であれば、無駄にしないための仕組みをワクチン接種側がすでに作っているのではないかと。ヤフオクやメルカリ、または0miai(恋愛マッチングアプリ)のような、需要と供給を結びつけるサイトがすでにあるのかもしれない。筆者自身、ワクチン接種については積極的な方である。重篤化しやすい高齢者や、最も必要とする医療従事者に最優先するのは当然として、それでももし余るのならば、なるべく早く打ちたいと思っていた。

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