ヤクザと歌舞伎町 現役ヤクザが語る「不夜城」の現在│久田将義

A氏「子供じゃないから」

●政府に言いたい事「あまり俺らを締め付けるとバランスが取れなくなるとは言いたい」

―ー質問が全然変わって申し訳ないのですが、政府に対して言いたいこととかありますか?
B氏「ワクチンは早くして欲しいですよね(苦笑)」

A氏「国のお偉いさんがやっていることだから、俺らにはわかんねえけどさ。ただ……」

B氏「あんまりヤクザを締め付けると、日本がバランスが取れなくなるぞっていうのは言いたい」

―ー僕もそう思います。だから、訳の分からない犯罪なんかが増えてしまうんじゃないかなと。

B氏「そうですよ」

―ーAさんのようなカジュアルなファッション(白いデニムに白いスニーカー。インナーは白いTシャツにブルーのシャツ)の人って増えているのですか。

A氏「普通の人と会うんだから普通にしとかないと(笑)」

B氏「自分はもう、ジャージでいいかって。歌舞伎町だから(笑)。親分に怒られるな」

A氏「なるべく初対面の人と会う時は白っぽい服装にしている。白だと威圧感、ないでしょ」

―ーそのあたりは気を遣う場面ですね。

A氏「気、遣う。一番気、遣う」

B氏「ハハハ」

ヤラセでしかない? 現役ヤクザがあの「ぼったくりバー潜入動画」の真相を語る|ニュースサイト TABLO 

歌舞伎町の花道通り、一番街、靖国通りを歩きながらインタビューしていき、最後通りに入り、改めて「ヤクザとは何か」を聞いてみました。

―ー本日は長い時間。お付き合いいただき有難うございました。

B氏「いや、有難うございました」

A氏「有難うございました」(2人とも頭を下げる)

―ー今のこの状況で渡世を生きている方の声が聞けて良かったと思っています。最後にヤクザとして、これからどうやっていくかを伺っても良いでしょうか。例えば、いつか一家を構えるとか。

A氏「ヤクザとして兄貴(組長)と一緒にいたい。それだけ」

B氏「そうですね。それは同じです。オヤジと……。オヤジをどこまで上げるかですよね。それが自分の本分ですよね」

―ー出世なさいましたし。嬉しいですよね。

B氏「そうですね。今のポジションにそんな若さでいくっていうのは」

―ーヤクザとしての生き方をまっとうするというのが生きがいな訳ですね。

A氏「生きがいですね」

B氏「生きがいです。生きざま」

―ー本日はわざわざ、有難うございました。

普段聞く事のない、現役ヤクザの本音が少しでも皆さんに届いたら幸いです。ヤクザは前回に書いた通り、小説、映画、漫画の題材にされています。と言う事はやはり、我々一般人は自分たちとは違う世界の住人に興味があるからです。本サイトでは引き続き、声なき声を届けていこうと考えています。(文@久田将義)