究極の激安ラーメン出た!「一杯60円」 不況に立ち向かう異色「食堂」 味は飛騨高山風

きちんと出汁を取った本格ラーメンが60円。

東京・新宿区片町の定食酒場食堂が60円ラーメンを発売し、注目されている。
「給料日前には、いつもお世話になっています。カップラーメンより安く、懐かしく美味しい醤油味のスープ。くせになります」と常連客の会社員は話している。

カップラーメンより安くラーメンを提供してビジネスになるのか。

「原価割れしても良いのです。この店は金儲けではなく、僕の居場所ですから。お客様がリピーターになって下さったり、SNSで発信したりしていただけたりするので、宣伝費として安いものです。」と店主の天野雅博氏は話している。

60円ラーメンにトッピングしたり、別のメニューを注文したりする客も多いのは、安かろう悪かろうではない味が魅力だからだ。
「もみじ(鶏の足)、むね肉から出汁をとった鶏ガラスープを醤油で味付けし、化学調味料を使っていません」と天野氏は味の秘訣を語った。ジャニーズWEST出演の

「DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった」(TBS)等の人気テレビ番組に昨年から約20回紹介された店。

壁には有名人のサインが並ぶ。ハイブリットボーカルグループ「GAL ReBorn」のゲイkeiZiroは、「ああ、美味しい。かりんとうみたいにカリカリとしたもみじも初めて食べました。山村紅葉じゃないですよ。もみじがお酒のツマミに出てきたり、面白い店です。二階はレコードブースとバーカウンターがあるカフェなので、多様性の街・新宿っぽい、夜喫茶イベント営業も準備中です。天野さんの誕生会で司会をさせて頂くことになりました」
と語る。