旧ジャニーズ事務所と旧統一教会 NGリストの鈴木エイト氏、司会者と目が合うも避けられ「おかしいと感じた」
鈴木エイト氏は、 「僕の名前がNGリストに入っていたのを 確認したと聞いています。 僕の前、横、斜め後ろの人は当てられて いました。司会者とは目は合いましたね。 途中で司会者が、『なんか顔が覚えられなくなってきました』みたいな発言をしていたので おかしいなと思っていました。 本来、性加害がなければジャニーズ事務所で 成功して得られた利益(逸失利益)を補償に入れるべきだと、TBS『サンデージャポン』や SNS(X)で僕は発信していたので、 ふれられたくなかったのでしょう」と話しています。
一方で、4日、鈴木エイト氏を被告として 旧統一教会関係団体と信者が名誉毀損されたとして、それぞれ1100万円の損害賠償を請求する訴訟が東京地裁で提訴され、記者会見が 開催されました。 鈴木氏は、裁判所の前に朝10時頃から立ち、 「自分が訴えられる裁判の記者会見を自分で取材するんです」と遭遇した記者に話していました。 原告と代理人弁護士が東京地裁へ入るところを 撮影したり、原告の記者会見の会場にも鈴木エイト氏は足を運びました。
原告の後藤徹氏が代表を務める全国拉致監禁被害者の会と旧統一協会の関係を問われた際に教団から業務委託を受けていると答えたのに対して 「業務委託という話がありましたが、業務委託は報酬が支払われる契約だと思いますが、統一教会から報酬が支払われているのですか?」 と鈴木氏が質問して、「そうです」との回答を得ていました。
旧統一教会は、裁判の相手方の鈴木氏を記者会見で指名したにもかかわらず、鈴木氏をあらかじめNGリストに入れて当てなかったジャニーズ事務所。 ジャニーズ事務所の隠蔽体質は、旧統一教会を凌駕するかもしれません。 記者会見運営会社に責任転嫁していますが、ジャニー喜多川氏の片腕だった代表取締役副社長白波瀬傑氏(10月4日の時点で変更登記が まだ、完了していません。)を辞任したから記者会見に出ないとしながらも、嘱託社員として雇用するという姑息な手法には、「本当に酷すぎる」との声が新聞記者等から上がっています。 文@神田川涼香)