歌舞伎町ホスト刺傷事件で明らかになっていく「ホストの悪質テクニック」

こうして、親族や友人が知らないうちに 姫はホストクラブの泥沼にハマっていく。 外の世界の人に関わる必要がないように チームで女の子を洗脳していく。 親族や友人が気づくのは、法外な金額の 「売り掛け」返済に姫が困り、奔走し出した 時か、事件が起きた時だ。

良心的なホストクラブOBは、 「悲劇を繰り返さず、女の子が楽になるには、売掛を払わないで踏み倒せば良いのです。 姫が債務不存在確認訴訟、ホストが売掛支払い請求訴訟をおこして、裁判沙汰になるケース も少なくありません。判決出ても払わないで 逃げる女性客。裁判に出席せず、弁護士委任もせず、反論書類も提出しない女性客。色々いらっしゃいますが、踏み倒す人が最強です。 回収できない判決文は紙切れにすぎません。 尊い命を失ったり、ホストを刺したりしないで 踏み倒すのが一番です」と語る。 取材を進めるうちに極悪ホストクラブの 手口は悪質新興宗教や詐欺と変わらない 実情に筆者は呆れた。

恋愛感情に支配されて、ホストにお金を注ぎ込んだプライド、様々な要素が複雑で簡単ではないかも命を削ってまで、ホストに貢ぐのは 常軌を逸している。 一刻もはやく、法整備がなされてほしい。 街頭に立っているだけの案山子警官等は悪質ホスト摘発、逮捕に邁進して頂きたい。 (文@星野純連)