あの吉原にもインバウンドの波 押し寄せる中国人観光客にとまどう「姫」たち

長引く不況は吉原にも。

訪日外国人客が日本滞在中に商品を購入し、サービスを利用することで、日本の経済成長につながる、いわゆるインバウンド効果。

「日本一のソープ街」と呼ばれる吉原も例外ではありません。特に総額料金5万円以上の「高級店」が人気だといいます。以前は「外国人お断りの店」が多かったものの、最近は「接客可能なコンパニオンがいれば受け入れる店」が増えているとのこと。

スマホの翻訳アプリが格段に使いやすくなりコミュニケーションが安易になってきたこと、外国人を接客する事に抵抗がないというコンパニオンが増えてきたこともあるが、「外国人も相手にしなきゃ稼げない」というのが実情のようです。

現在の吉原事情に詳しい関係者A氏によると、

「客層はダントツで金持ちの中国人。次いで台湾あたり。欧米系の方もまれにいますが少ないですね。そしてたいがいの店が『外国人料金』を貰っています。通常の総額にプラス1~2万といったところでしょうか。あとスキン着用は徹底しているようです」(A氏)。