「コレコレくん」騒動が和解へ

コレコレ信者がすぐに通報。さすが(写真はイメージです)

ユーチューバー「コレコレ」が作った着ぐるみ「コレコレくん」が、別の名前のキャラクターとして、イベント出演等の活動をしているのを 「コレコレ」の視聴者が見つけて、X上で炎上する騒動があったが、当事者が和解したことを発表した。

「コレコレ」が廃棄処分したはずの着ぐるみが、オークションを経て芸能事務所に渡っていた。 着ぐるみ「コレコレくん」は当初、タバコのポイ捨てを注意する等の活動、動画内のマスコットキャラクター的な利用目的で作られた。 股の部分が裂けてきたため、「コレコレ」は、着ぐるみ「コレコレくん」の廃棄処分を廃棄業者に依頼した。

しかし廃棄業者は、「コレコレ」に無断で着ぐるみ「コレコレくん」をオークションに出品。芸能事務所が2万円で落札。名前を変更し、イベントに出演させていた。 当初、芸能事務所は「落札したものだから、権限は落札者にある」と主張していたが、「コレコレ」との協議より、「コレコレ」が買い戻し「コレコレ」自身が破棄するという形で和解した。

「廃棄業者の中には、使えそうなものは、仲間に分けたり、無断で中古品として販売する人も少なくありません。今回の事案は、廃棄業者に『コレコレ』さんも落札者も翻弄された被害者 ではないでしょうか。善良な廃棄業者が不信感持たれないようにしてもらいたいものです」 と都内の廃棄業者は語った。 視聴者数の多い「コレコレ」のチャンネルの情報収集力、信者のような視聴者の洞察力、行動力は脅威的だ。 (文@神田川涼香)