Rain Tree 3rd『好きだよとどっちが先に言うのか?』 リリースイベントでセンター綾瀬ことりが感涙

本サイトでインタビューしましたRain Treeの3rd『好きだよとどっちが先に言うのか?』。
メインメンバー7人によるリリースイベントが2025年10月29日、ららぽーと豊洲で開催されました。
ステージ裏での恒例の掛け声「強く、優しく、自分らしく。Rain Tree、行くぞー、おー!」が聞こえステージ上でメインメンバー、綾瀬ことり、新野楓果、橋本真希、遠藤莉乃、鈴野みお、永瀬真梨、市原紬希の7人が登場。MVはこの日の22時解禁ですがパフォーマンスはこれが初めてになります。白を基調とした衣装は冬という寒さの中、逆に力強さを感じさせました。
そして、7人の初リリイベは一言で言えば、大変フレッシュなパフォーマンスでした。新野楓果も本サイトインタビューで答えていましたが、「Rain Treeの系統が見えてきた」ように思えます。いわば独自性を出してきたかのような。
センター綾瀬ことりのパフォーマンスもいつにもまして、「迫力」というか「オーラ」が出てきたかのようにも感じました。

一番「春が来てしまったら」、二番「青春の答えは」の時の橋本真希と遠藤莉乃の歌声も印象的でした。そしてその時の綾瀬ことりのたたずまいがセンターを飾るにふさわしい不思議な「圧」を感じました。
また鈴野みおのかつてのAKB48の大島優子っぽさを感じる、元気の良さ。初メインメンバーとなる永瀬真梨と市原紬希の息のあったパフォーマンス。


そしてキャプテン新野楓果の相変わらず安定した、手足の長さを活かした体を大きく使ってのパフォーマンスは必見です。
カップリング曲は「天気予報」。カップリングメンバーは朝日日向、片瀬真花、佐藤梨華、仲俣美希、葉山李莉瑚、水野乃愛、吉川海未、永瀬真梨(お休みの百瀬紗菜の代役)の8人で務めます。

続いて、「定点観測」は綾瀬ことり、佐藤莉華、鈴野みお、橋本真希、吉川海未の5人でパフォーマンス。
ミニライブの最後は再び「好きだよとどっちが先に言うのか?」を7人で締めます。2回目も7人がそれぞれ前述したような個性を出していたと思いました。

最後のファンに向けての挨拶でセンター綾瀬ことりが「どうしても言いたい」という事でマイクを握ります。それは「FINALIST」時代にいつデビュー出来るか不安だった事。デビューできてもセレクションで17人で歌えなかった事。それがとうとう3rdを配信できることの喜びと、お休みをしている黒澤禾恋、百瀬紗菜、加藤柊の3人のメッセージとファンと運営への感謝がミックスされ、声がつまった場面もありました。それを優しくフォローするキャプテン新野楓果。このグループの「優しさと強さと自分らしさ」を見る事が出来た気がしたライブでした。(文@久田将義 写真ⒸOVERSE)















