豊田真由子議員復活の道は「アノ先生との対話しかない」説
三か月の沈黙を破り、ようやく豊田真由子衆議院議員が月刊文藝春秋でインタビューに応じた。合計6時間のインタビューだったようだが、もしそれが本当なら、かなり健康体であると推察される。いつまでも病院に閉じこもっている場合ではない、という突っ込みもいたる方面から出ている。裏目に出てしまった。
さて、議員会館に行くと、議員の性格が議員の部屋の雰囲気に本当に表れているものだ。元気で親切な秘書がいる部屋は、代議士や議員もだいたい好意的に応じてくれる。反対に部屋に入った瞬間、顔もあげず目礼だけする秘書もいたが、案の定、奥の部屋で待っていた代議士はコワモテだった。部屋もシーンとしていた。
従って、部屋に入れば、あるいは秘書と少し会話をすれば、その議員の性格まで何となく分かってしまう。
翻って豊田議員はどうか。運転していた秘書の方には大変申し訳ないが、叩かれて恐怖はあるとは言え、絶対的立場にあるとは言え、反論する声が弱々しすぎた。恐怖のあまり口も効けなかったのは分かるのだが……。
文藝春秋のインタビューは、その秘書から再反論されてしまい、インタビューの効果が薄れてしまった。さらに裏目。また秘書からは警察に被害届が出されており、下手をしたら刑事事件になる恐れがある。豊田議員に救いの道はあるのか。
本誌では一つだけあると言っておこう。それは上西小百合議員の笹原雄一秘書が「私がプロデュースする」と言ったような事ではなく、どん底に落ちた女性を救い上げる唯一と言ってよい御方、瀬戸内寂聴先生との対談が望ましいと思うのだが、いかがか。
過去には小保方晴子氏との対談を実現化している。捨てる神あれば拾う神あり、だ。そこで豊田議員の狭量を諭しながら一から出直すぐらいの気持ちでないと、次は落選すると思われる。が、プライドの高い豊田議員がそこまでするかと言えば、可能性は低いだろう。(編集部)
≪参考文献≫
「あなただけじゃないんです」(自由国民社)瀬戸内寂聴
本当その通り。