とくダネ!で御意見番気取り フジテレビ・笠井アナが発した問題発言「強盗に反撃するな」

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 4月からフジテレビの朝8時からのワイドショー「とくダネ!」は、山崎アナと伊東アナを新メンバーにリニューアル、どうにも不安定な視聴率を巻き返すためのいわゆる「テコ入れ」が行われます。
 フジテレビがエース級のアナウンサーをこの時間帯に入れ込んできたのは、人気は下降・ギャラは高騰の小倉キャスターがいつ辞めてもらっても構わないという布陣にしか見えません。
 そしてもう一人。「番組のお荷物」となっているあの人。

「笠井アナですよ……どうにもこうにも頭が悪い。昔はパネルの前でニュースを解説していましたが、とにかく喋らせない方がいいということで、今の定位置にチョコンと座らせているんです」(製作会社関係者)

 笠井アナと言えば、先日亡くなった有賀さつきさん、八木亜希子さん、河野景子さんらの一期上の先輩。若い頃はワイドショーでお茶の間の奥様を楽しませた瞬間もありましたが、イケメンでもないのにまともにニュースも読めない珍しいタイプ。漢字もそれほどお得意では無いようで、ネットでは常に「下手くそ」「バ◯」と叩かれている次第です。

 その笠井アナが、生放送中にとんでもない発言をし、小倉キャスターがそれを振りきってCMへ行くという珍事が起きました。

 問題の放送は3月2日。母娘で営むアメリカのリカーショップに強盗が入ってきたシーンを捉えた防犯カメラの映像が流れました。母は娘を守るために、その暴漢に対して護身用の銃を発砲。しかし、弾は命中したものの男は倒れません。その後、数発撃ちこむも、逆に男に銃を取られてしまいます。そこへすかさず娘がもう一発撃ち、やっと犯人は床に倒れます。そこまで放映して、スタジオに映像が戻った途端、

「これ、英雄視していいんですか!?」

 と、笠井アナ。小倉キャスターも「いや、英雄視はいかんだろうと思うが…」と答えます。さらに続けて笠井アナは、

「これ、母娘が銃で反撃しなかったら、犯人に攻撃されなかったのでは!?」

 と言ってのけたのです。

 元々、ピントが外れたことばかりを言う笠井アナですが、これにはさすがの「三浦雄一郎のテロップに『故・三浦雄一郎』と誤表記する」とくダネ!でもスタジオは静まり返りました。
 強盗から命からがら、ほうほうの体で逃げ果せた母娘に対して「銃なんか出すからやられたんだ!」とはまるで、レイプされた女性に「薄着でウロウロするからだ!」と言うパワハラ保守親父と変わらない思考回路なのではないでしょうか。

 やっぱりというか、当然というか、ネットには笠井アナを批判する声が。
『散弾銃持った強盗に反撃しなければよかったとかいう「とくダネ!」の笠井アナ。共感性の欠落なのか。反撃できない状況がどれだけ恐ろしいかも感じずに』
『とくダネ! 小倉智昭は炎上を経験して学んだのかコメントに慎重さが伺えるw かたや笠井信輔はお花畑なコメント全開で何も学んでいないご様子』
『笠井は一回紛争地域とかスラム行って地獄を体験してくるべき』
『笠井くんは勉強の為に特派員でアメリカに行かせた方がよろしいかと思います』

 どうせ4月からはこの番組にいないとは思いますが、視聴率の悪さはこの男の勘違い発言にもひとつの理由があるような気がします。(文◎編集部)