関ジャニ∞脱退・渋谷すばる タトゥー除去をした頃から変わり始めたパーソナリティー
「音楽に専念」は単なる逃げ口上なのか?
事実、タトゥー除去をした15年ぐらい前から渋谷の露出は少しずつ減り始め、グループの中でも後ろに引っ込んでしまうようになりました。
「同時に精神を病んでしまって、通院していると聞いてました。気持ちのコントロールが利かなくなって楽屋で大声を張り上げたり、まるで抜け殻のように脱力した状態だったり。メンバーは彼をそっとしておくことが良い薬だと思ってました」(同上)
会見で発言した渋谷の「音楽活動を追求するために海外を拠点に生活していきたい」という言葉からも、苦しい心中が垣間見れます。趣味や資格をとるのではないわけで、36にもなる男がなにをこれから勉強するというのでしょうか。
「音楽は逃げの口実であって、真意ではないように思います。36というある意味で人生の岐路に立った大人の決断というか、ここで辞めないと一生ジャニーズから抜け出せないという恐怖心もあったのではないでしょうか。赤西の前例を見ても大きな成功を今後収めるとは到底想像できませんし、渋谷くんは音楽で成功してやるという夢よりも、まずは現場から離れてゆっくりしたいのかもしれない。長いこと鬱病を患ってて、それをそばで見ていたのはメンバーですから、これからも関係性を崩さず彼を支えてあげてって欲しい」
若かりし頃から彼を知る関係者たちからは、このような気遣う声があちらこちらから上がっています。同棲している一般女性と結婚したいとも漏らしているそうなので、ここで全てをリセットして再スタートを切るのは、案外良い選択だったのかもしれません。(取材・文◎中川健二)