松本人志のインタビューは読んでみたい(週刊SPA! 12月25日号)
「ヤレる女子大学生RANKING」という5位までのランキング表を大学の実名入りで掲載した週刊SPA! がネットで批判を受けたことで、編集長が謝罪しました。
女性軽視、通う大学で性的合意は偏見だ等と批判が殺到し、SNSは炎上していました。
「週刊誌では特にセンセーショナルなタイトルをつけるのが編集者の腕の見せ所。電車の中吊り広告や新聞広告等で注目されるタイトル付けが特にSPA! では伝統的でした」(広告代理店 営業マン)
とタイトルの過激さを評価する声もあるようですが、ライターは大変なようです。
「いつかはこうなると思っていました。時代錯誤のタイトルありきのめちゃぶりの企画が編集から下りてきて、ネタやエピソードを集めるためにライターが知人に下請け的にネタ集めを依頼することが日常茶飯事。編集長が御満足するようなネタをねつ造したり、架空の証言者の原稿を書いて食いつないでいるライターも少なくありません」(雑誌ライター)
今までは、最強の弁護士に守られてきたとの話もあります。
「SPA! の顧問弁護士は最強なんですが、今回は厳しかったようです。性病でない人を性病だと治療して告訴された医師の、歴代弁護士の中でも最強の弁護をした弁護士が顧問で、編集部でトラブルあるとその弁護士に委任して編集部員は関わらないというスタンスでした。でも、ネット炎上系は、弁護士にも火の粉がふりかかって、他の業務や信用に支障をきたすので弁護士も嫌がるんですね」(弁護士事務所関係者)
斜陽の雑誌業界は生き残りのために奔走する中、人権意識の浸透とインターネットによる抗議活動の団結の時代を理解しないと痛い目に遭います。(文◎安倍しんのすけ)
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