タイ北部チェンマイ ウーバーに乗りながらローカル店で色白美人を開拓する男旅

2018年07月25日 ウーバー タイ北部 チェンマイ ローカル店 男旅 色白美人

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マッサージパーラー「アマリン」のラインアップは微妙


 タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められたサッカーチームのコーチと少年12人が、段階的に全員救出された7月上旬、私は偶然にも隣のチェンマイで取材していました。

 チェンマイ市街中心部の「ピンパヨムホテル」に併設するマッサージパーラー(ソープランド)「アマリン」のラウンジに設置されたテレビからは、少年らが無事に救出されたニュースが繰り返し流れています。「チッ!」と舌打ちして、いきなりチャンネルを変える男性コンチア(客に嬢をあてがったりする案内係)......。「このニュースはもう十分」とうんざり気味でした。

 日本では、「少年らの救出を受け、タイは祝福ムードに包まれた」などと報じられていますが、少数派ではあるものの、このコンチアのように冷めた見方をしているタイ人もいるようです。

 ちなみに、アマリンのプレイ代は1800バーツ(約6000円)、2200バーツ、2500バーツの3カテゴリーに大別。2500バーツのグループには、選べる容姿の嬢もおりますが、1800バーツは......。色白美人が多いと評価されるチェンマイですが、このマッサージパーラーは残念ながらイケてません。


配車アプリが必要不可欠


 さて、チェンマイ駐在の知人に夜の街を案内してもらいました。彼も指摘していましたが、地下鉄や高架鉄道など公共交通機関がない当地で遊び回るには、「グラブ」や「ウーバー」といった配車アプリが必要不可欠。公共交通が未整備のミャンマー最大都市ヤンゴンやインドネシア首都ジャカルタなどと同様の状況と言えます。

 まず向かったのは、市街中心部から車で15分弱の「ミルククラブ」。なんともいやらしい響きの店名ですが、分かりやすく例えるならば、米系スポーツバー「フーターズ」のチェンマイ版。セクシーなコスチュームを身に着けたウエイトレスらが、おしゃべり相手になってくれます。容姿レベルは高いですが、エロいサービスはありません。

 ビールを注文しようとすると、「一緒に飲みたいからウイスキーボトルを入れて!」とおねだりするウエイトレスら。私は根っからのキーニャオ(タイ語でけちの意味)なので、普段なら断るところですが、取材で訪れている手前、彼女らにへそを曲げられては困ります。スコッチウイスキーのシーバスリーガル12年(1900バーツ)を渋々投入しました。

 複数のウエイトレスが入れ替わり立ち替わり、われわれのテーブルに来ますが、"ミルクガール"は皆、色白かつナチュラルメイクでかわいい。写真撮影をお願いすると、恥ずかしがりつつも、快く応じてくれます。首都バンコクや東部パタヤのスレた売春婦らとはえらい違いであります。


02.JPG「ミルククラブ」のウエイトレスは粒ぞろい


 ローカルカラオケも見逃せません。人気店「トゥーカラオケ」も市街中心部からはやや遠い場所に立地していますが、配車アプリを活用すれば、一発で行けます。


03m.JPG「トゥーカラオケ」の入口。ここで嬢を選ぶ


 入店時に嬢を指名する形式なので、超色白美脚のイムちゃんを選びました。個室でタイウイスキーを飲み交わしながら話を聞いてみると、地元チェンマイ出身の19歳。同店で働き始めてまだ9日目なのだとか。「チェンマイ職業訓練学校」でマーケティングを学ぶ傍ら、果物加工品の販売も手掛ける働き者。将来の起業に向け、貯金にいそしんでいるのだそうです。


04.JPGトゥーカラオケのイムちゃん。将来は起業するのが夢という


 なお、ミルククラブもトゥーカラオケも英語はほぼ通じません。タイのローカルエンターテインメントに興味がある読者がいれば、タイ語の習得をおすすめします。

 一方、チェンマイは隣国ミャンマーとも接しているため、あいさつ程度のビルマ語を話せる嬢がおります。トゥーカラオケでは、ミャンマー人カラオケ嬢の在籍も確認しました。

 次回は、市街中心部に複数あるゴーゴーバーを解説します。(取材・文◎ゴーゴーバージャーナリスト・新羽七助 『世界の怪しい酒場 第12回』)

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