Photo by もう迷わない生活/江角マキコ (集英社文庫)
最近、バラエティで歯に衣着せぬものいいで引っ張りだこの江角マキコが先月、研音を退社し、個人事務所を設立した。
その前の月には、松田翔太が同じく研音から母親の個人事務所に移籍している。研音といえば、所属タレントが人気がある中、退社するケースが少なくない。
「かつて人気があった押尾学や水嶋ヒロらが当てはまります。水嶋に関しては綾香との結婚が事後報告だったことで、事務所への背任行為だと責められたことが要因の稀なケースですが。押尾にしろ水嶋にしろ、裏の理由ではギャラの配分で揉めたという話もあります」(週刊誌芸能デスク)
というのも研音はギャラの比率が悪いことが良く知られているからだ。「事務所6:本人4」が基本だといわれる俳優業界で、研音は良くて7:3、8:2をベースとなっている。
「今回の江角マキコに関しても、過去のケースと同じく、ギャラの配分で納得いかなくなり、ついに移籍、退社となったといわれています」(前出・週刊誌芸能デスク)
また、江角マキコにはカネを稼ぎ続けなくてはいけない理由もあるようだ。再婚した夫はフジのゼネラルディレクターで年収は2000万円ともいわれるから、二人の子どもを抱えていても心配する必要はないはずだが、それはなぜか?
「江角マキコにはもうひとつの家族があります。06年に弟をガンで亡くしていて、その弟の家族を養っているんです。江角がバラエティに出始めたのは弟さんの病気が発覚した頃と一致します。江角は女優としてアーティスト志向が強く、当初はバラエティを毛嫌いしていたのですが、背に腹は変えられなくなった。今や西川史子と共に、バラエティでの嫌われ曲者役で欠かせない存在となっている。それもこれももう一つの家族を養うためなんでしょうね」(前出・週刊誌芸能デスク)
今回、設立した個人事務所には家族をスタッフに入れるとも言われている。これからは今まで以上に毒を吐く江角マキコが見られるかもしれない。
【前回記事】
安倍首相の憲法解釈にブラック説浮上!? プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.43
Written by 阿蘭澄史
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