関ジャニ∞脱退・渋谷すばる タトゥー除去をした頃から変わり始めたパーソナリティー

 異例の記者会見を開き、関ジャニ∞からの脱退及び年内でジャニーズ事務所を退所することを発表した渋谷すばる。怪我で休養中の安田章大を除くメンバー6人が登壇したその会見ではそれぞれが目に涙を溜め、横山に至っては大粒の涙を流しながら素直な気持ちを打ち明けたのが印象的でした。

当然ながら、脱退の一報を受けたエイターと呼ばれる熱狂的なファンたちからは「やめないで」などの悲鳴が上がりましたが、しかし一方の業界内では「やっぱりか」の声が続出。むしろ、「長くもった」と慰労の反応が多く見受けられました。

というのも、渋谷は長らくメンタル面を崩していたからです。10代半ばの駆け出しの頃はとにかく明るい少年で、ムードメーカーでした。我先にと発言するようなタイプで、現場を上手に仕切る役回り。しかし、二十歳になるかならないかの頃になるとふさぎ込むような仕草を見せ始め、取材に訪れる顔馴染みの記者やカメラマンをしばしば戸惑わせていたようです。

「僕の記憶だと、中居くんとキャラがかぶってるなどと渋谷が陰口を叩かれ始めた頃から様子がおかしくなりだした。確か彼が19の時に右手を庇うような素ぶりを撮影でしたので『怪我でもしたのか?』と声をかけたところ、袖口をめくって刺青を見せられました。手の甲に大きなスカルが描かれてて最初はマジックで落書きでもしたのかと思ったんですが、『本物なんですよ。衝動的に入れちゃった』と微笑んでいて。とにかく驚いたし、事務所に知られたらタダでは済まないだろうと彼の身を案じましたよ」(スチールカメラマン)

じわじわとファンの間でも刺青の噂は広まり、テレビに出演する時はなるべく右手が見えないように配慮していた渋谷。しかし当然事務所は放置しておくことはせず、「直ちに消さなければクビにする」「いやです」の応戦が続き、結局1年後、渋谷が折れる形でタトゥー除去を行いました。

「死ぬほど痛かったと笑ってましたけど、どこか納得していない感じが伝わってきました。関ジャニは昔からメンバー同士がとにかく仲が良くて、先日も来日したブルーノ・マーズ のコンサートに一緒に出かけてましたよね。プライベートでも繋がってる珍しいグループです。でも、心の中で各々が処理しきれない事というか、つまり渋谷以外のメンバーは仕事が割と順調で、彼だけが取り残されてる印象もある。実はそういった、口には出せないけど現実問題の面で腹を割って話すことができない事情を抱えていたと思うんですよね」(芸能関係者)