浮気に激怒した妻が夫のペニス切断、その翌日には難なく縫合手術が成功。そんなショッキングな事件がベトナムで起きた。
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「ホーチミン市、浮気した夫が妻に性器を切断される」
ホーチミン市の115人民病院は、同病院の医師団が8日夜に切断された男性の性器を再度つなぎ合わせる手術に成功したことを明らかにした。警察によると、被害者は同市在住のL.Q.Pさん(42)で、妻のPさんが亭主の浮気を疑い、亭主がビールをたくさん飲んで酔いつぶれた後に妻が剃刀で性器を切断したという。(Thanh Nien Online、2014年3月9日より)
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ベトナムでは、「男の浮気を原因を根本から絶つ」と、しばしば夫の性器切断が報じられる。浮気の報復にしては壮絶すぎるが、あまりに性器切断が頻発するため、「医療技術が高くないベトナムでも、切断されたペニスの縫合手術に関しては世界一のレベル。"性器切断"はベトナムではよくある話なんです」(現地在住の旅行ライター)だという。
ペニス切断といえば、日本で有名なのは「阿部定」事件だろう。1905年に東京・神田で生を受けた阿部定は時には遊女として名古屋や兵庫県などを転々としたが、最終的に東京に戻り犯行に至った。不倫相手だった石田吉蔵を自分のものにしようと、殺害後にペニスを切断し、逃亡。その間、ずっと石田のペニスを懐中に忍ばせたままだったという。また、石田を殺害したのち、鮮血で吉蔵の太ももに「さだ きち 二人きり」と書き残した事も広く知られている。映画『愛のコリーダ』(大島渚監督・松田英子・藤竜也主演)や『SADA』(大林宣彦監督・黒木瞳主演)など、その愛憎劇は何度も映像化されている。
阿部定事件は多くの日本人に衝撃を与えたが、ベトナム版「阿部定」事件はまるで日常茶飯事のような趣きさえある。ベトナム女性と付き合う際には覚悟が必要かもしれない。
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Written by クリス・フェラビー
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