被害者のジャンパーを着ていた...
韓国で集団暴行を受けた少年が死亡し、物議を醸している。11月13日夕方、複数の少年が、15階建てのマンションの屋上で、A君(14)を集団で暴行。そこから逃げ出そうとしたA君が、墜落して死亡した。
A君は当日の朝にも暴行を受け、血だらけになったTシャツを加害少年らが証拠隠滅のために燃やしたことも、警察の調べでわかっている。
鬼畜の所業だと、世論が紛糾したが、さらに驚くべきことが発覚した。葬儀場で悲しみに暮れるA君の母親が、ニュースを見ながら、あることに気が付いたという。
「葬儀場でニュースを見ていたら(加害者の着ていた服が)息子の服だったんです。大声で泣きました......。(加害者に)とられたんでしょう」(JTBC)
つまり加害少年はカツアゲして奪ったジャンバーを着て、出頭したというのだ。母親は「(服をどこかに)置いてきたというから、持ってきなさいと言ったのに、そのまま無くなることが何度かありました。特に高い服とか、メーカーの服とか......」
B君が、日常的な暴力やカツアゲにあっていたということだ。警察に対して加害側は「ジャンバーは交換したもの」と供述したが、被害者が加害者の服を持っておらず、強引に奪ったものとみている。(文・写真◎李ソヨン)
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