2016年にブラジルで開催されたリオデジャネイロ五輪の直前には、現地で蚊の媒介による感染症「ジカ熱」が大流行。妊婦の感染に至ってはその影響が胎児に及び、胎児の脳の発育が不十分で、知能や運動機能に障害が出る「小頭症」の新生児が急増という事態に見舞われていた。
このジカ熱流行の直前、ブラジルでは産卵後に孵化した蚊の幼虫が、成虫になる前に死ぬよう遺伝子を組み換えられた蚊を放出するという実証実験が行われており、これらがジカ熱流行との関係性を持つのではと都市伝説的な憶測を巡らせるものが続出。
実際には放出された蚊はデング熱へのコントロールを目的としたものであるため、関係性は否定されている。
このような我々人類にとっては厄介な存在である蚊を根絶しようと、新たなアプローチで立ち上がるのが、Googleの親会社に当たるAlphabet社だ。
蚊を媒介とする病気を根絶するため、蚊の卵が孵化しなくなる技術を開発中であるという。
「ボルバキア」という細菌に感染したオスの蚊と交尾したメスの卵は孵化に至らないため、意図的に「ボルバキア」細菌に感染させたオスのネッタイシマカ8万匹を実証実験のため、カリフォルニア州ブレズノの町中に散布しているという。これらが計算通りに機能すれば、この町から蚊は徐々に姿を消していくことになる。
「とんぼが居なくなるぞ」
「凄い弊害おきそう」
「突然変異ヤバイのが誕生しそう」
「蚊は減っても問題ないことがわかってるからな」
「殺虫剤の会社倒産するじゃん」
「人間を一番殺してる動物は蚊だってな」
「生態系に要らないのは人間」
「てかグーグルに親会社いた方がビックリなんだけど」
「地球の歴史をなめるな たかが蚊が絶滅したぐらいじゃどうってことねーよ」
「数匹隠し育てとけばプレミアつくじゃん」
「これが全ての終わりの始まりだったということになりそう」
「天然痘ウイルスとかだって絶滅させたし。危険なのは絶滅させた方がいいよ」
やはり、インターネット上には蚊の絶滅に繋がる可能性のある動きを歓迎する声と、生態系を意図的に操作することは思いもよらぬ悪影響を招くことになるのではと不安視する声が拮抗している。既に実験は開始されているとのことだが、数年後にこの実証実験はどのような評価を得ることになるのだろうか。(文◎編集部)
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