1000万円を盗んだ女子中学生事件 すんなりと受け取ってしまう同級生たちの不気味さ

2018年04月17日 1000万円 いじめ 仲間はずれ 女子中学生

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 東京都江東区の中学3年生の少女(14)が、今年1月中旬から2月27日にかけ友人宅から2回に渡り合計現金1千万円を盗んだとして、警視庁より窃盗容疑で逮捕された。

 少女は「友人宅に遊びに行った時に2回、札束の現金を盗んだ」と友人宅マンションのリビングに置いてあった現金1千万円を盗んだと容疑を認めている。
 自宅から現金がなくなっていることに気がついた友人の母親が3月3日に深川署に届け出たため捜査が進められていた。

 一方、少女宅ではトートバックから不審な1千万円を発見した母親が少女に問い詰めると「知らない男に預けられた」と語ったため、母親とともに警察を尋ね相談するが、その後に母親が隠していた1千万円を探し出し、クラスメイト10人程度に数十万円から100万円を配ってしまった。
 この点に関して少女は「同級生から仲間外れにされているように感じ、若干ストレスを感じていた」と動機を語ったため、在学中学ではイジメの問題があったのかどうかという調査が進められることに。

 なお、友人に配られた1千万円のうち既に740万円は回収され、少女宅から50万円も見つかっているが、残りの約210万円は行方がわかっていないという。

 この事件は今月16日に発表されると大きな話題に。

「平成のねずみ小僧やん」
「一千万ポンと置いてある家に生まれたかった」
「俺も友達になりたかった」
「見つかった後に配るとか大物だな」
「数十万渡されて普通に受け取ったやつらが一番怖いわ」
「まるで義理チョコ配る女子」
「中学生の100万円は大人の1兆円やぞ」
「もらったモノだから返す義務無し」
「脱税した隠し金だったら相当おもしれーことになるなこれ」

 インターネット上では自分が大金を差し出された場合どうすべきかという議論も巻き起こっているが、これらは「書面によらない贈与」にあたり、履行後の返還に応じる必要のないものとする意見が大方のもので、倫理的に受け取るべきでないとする意見を上回っている。

 加害少女と被害宅少女は週に2~3回遊ぶほどの仲だったそうだが、その関係性は文字からは伝わってこない希薄なものだったのだろうか。(文◎黒川明)

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