片山晋呉の態度が悪いとスポンサーが激怒 いったい彼は問題となったゴルフ大会で何をしたのか?

2018年06月11日 スポンサー ファン感謝デー 激怒 片山晋呉

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 バブル期にはこぞって買い集められたゴルフ会員権だが、昨今ではゴルフ場の倒産が相次ぐという深刻な人々のゴルフ離れが問題視されています。

 このようなゴルフ離れに歯止めをかける広報活動目的で5月30日に開催された、日本ツアー選手権森ビル杯プロアマ戦にてトラブルが発生してしまいました。

 永久シード保持者であるプロゴルファーの片山晋呉氏が同組のアマチュア招待客に対し、「不愉快な思いをさせ、プレーを断念させた」ことが公表されたのです。この件より片山晋呉氏には処分も検討されています。
 一部情報によると、該当のアマチュア招待客は「青木会長を出せ」と怒り心頭だったといいます。

 問題の不愉快行為に関しては、
「ポケットに手を突っ込んだままスポンサーと話をしていた」
「グリーン上でライン読みをしているアマチュア客より自分の練習を優先させた」
「まだ前が詰まっているじゃないですかと参加を渋りパット練習をしていた」
 など様々な情報が渦巻いており、現時点までに特定には至っていません。

 いずれにせよ片山晋呉氏を起因とする何らかの不愉快行為から大口スポンサーであるアマチュア客が退席という事態に。ジャパンゴルフツアー選手会会長の石川遼氏を始めとする関係者らが謝罪に追い込まれる形になってしまった。

 この「プロアマ戦」とは、いったいどういった主旨の大会なのでしょうか。関係者に聞いてみました。

「プロゴルフツアーの公式戦って基本的に木~日の4日間行われるんですけど、大抵、前日の水曜日にプロアマ戦ってのがセットで組まれていて、試合の公式日程の一部に組み込まれています。原則的に一般のギャラリーは入れずにクローズドで行われるものなので、ファン感謝デーというのはちょっとニュアンスが違いますね」

 つまり、これ、ものすごくお金のかかった接待ゴルフと言えるのですが、こういった形でアマチュアゲストを楽しませるのも「ゴルファーの仕事の一つ」なんだとか。日本だけではなく、アメリカやヨーロッパのツアーでも同様に取り入れられています。

「試合の冠スポンサー企業(今回の場合は森ビル)が取引先の社長とか芸能人などを100人くらい招待して、一日楽しんでもらうわけです。スポンサー企業にとってはある意味、試合本体よりもこっちの方が重要だったりするんですね」(前出関係者)

 しかし、一連の騒動には"不愉快"を抱くインターネットユーザも少なくない。

・プロゴルファーが公式で接待ゴルフせにゃならんとはまたいらん事を知ってしまった
・それだけでキレるか普通
・何故クレーマーは会長だの社長だのを出せと要求するのか
・これで片山が処分されるあたり相当なお偉いさんなんだろうな
・大口スポンサー怒らせたらそのスポーツは終わり
・こんなことだからゴルフ離れが加速すんだよ
・そろそろお金出す人が偉い理論やめない?
・ファン感謝デーにファンに塩対応して ほとんど楽屋に引きこもってる感じ
・ファン感謝デーに強制参加もあかんやろ

 外野はこう言うのですが、現在のゴルフツアーの収益構造はスポンサーへの依存度がかなり高く、そのため「プロアマ戦の開催権」は極めて重要な商材となっています。つまり、そこでのトラブルは「ご法度」というのがこの業界の共通認識になっているそうです。

 ちなみに、いま日本では男子より女子ツアーの方が沢山スポンサーを集めてるそうです。それは「女子ツアーはプロアマ戦のクオリティが高いから」というのが大きな理由なのだとか......。

 沈黙を貫く片山晋呉戦選手ですが、彼の性格をよく知る人物によると「さもありなん」とのこと。ラウンド中に何があったのかは分かりませんが、片山選手がもうすこし「大人」になれば揉めなかったという声が多いようですね。(文◎編集部)

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