1995年3月に発生し、世界を震撼させた未曾有の化学テロ「地下鉄サリン事件」を首謀又は実行したとして、オウム真理教の麻原彰晃及び幹部6人に対する死刑が7月6日、一斉に執行。
事件当時、オウム真理教のスポークスマンとして矢面に立ちながらも、近年では脱麻原彰晃色を打ち出す上祐史浩氏は、同日に都内で会見を開き、
「特段、かつてのような思いはない」
と語ったため、同じくメディア活動を続ける麻原彰晃の第三女アーチャリーこと松本麗華氏のコメント発表にも注目が集まっていました。
しかし、多くのマスメディアが自宅へと詰めかける中、これまで父の死に無言を貫きます。そして9日、ようやくその思いをブログに綴ったため、その内容や世間の反応などをお伝えしておきます。
該当のブログ内容には遺体の引取先に四女の指定は無かったのではないかという疑念、そして火葬に同意していないという点、遺骨の引き取りが難しいのであれば分骨をという内容が記されており、再三に渡り説明を求め、異論を投げかけたが全く満足行く返答がないという一連の流れが長文で吐露されていました。
が、これに対し世間も様々な反応を見せます。ほぼ遺骨の扱いに対する不満でした。
・内容の半分以上が遺骨の話wwwほしいんだねwww
・4女に遺骨渡ることによって過激派は3女担ぎ出すかもな
・四女が父は詐病で普通に話してたって言ってるんだよな
・読むんじゃ無かった
・人生ハードモードだなあ
・まぁ、この口頭で遺言があった設定は問題やろ
・これ裁判起こされたら拘置所側マズいんじゃね?
また、渦中の四女に関しても松本家との縁を切っているという見方もありますが、過去には江川紹子氏が未成年後見人となるも、徐々に麻原彰晃への帰依を抱えつつ、江川紹子氏の元を去ってしまったという経緯が江川紹子氏のブログに残されています。
反応コメントにもありましたが、民事裁判を続々と起こしている松本家からは今後、遺体や遺骨の行方を巡る裁判が起こされる可能性は高いかも知れません。
世間からは大きな隔たりがある生活を強いられてきた松本家の面々。彼らはいつ、戦いから身を引き、静かな生活を手に入れることが出来るのでしょうか。父のやった事に対しては子供は関係がないはずですが......。(文・編集部)
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