一時期はSNS上に投稿した悪ふざけ画像や動画が元で、店舗が閉店に追い込まれる事態や、企業が公式謝罪を迫られる事案、学生が退学処分になるケースなど大きな炎上騒動に発展することが相次ぎ、これらは「バカッター」と揶揄されるほどの現象となった。
いつしか騒動も少なくなってはいたのだが、新たに発生中の騒動は久々の大型炎上騒動へと発展しそうな勢いとなっている。
青年の悪ふざけ動画を問題視するユーザーによる投稿が、Twitter上に以下のコメントと共に投げかけられた。
「人として終わってる。この子の事を思うと心がとても痛いです。名古屋南区の16歳らしいです」
添えられた動画には青年が1才児とみられる幼児を背後から捕まえ、高速ピストン運動のような動きで攻め立てる様子が記録されている。
もちろん洋服は着たままの悪ふざけのようで、周囲の人間もゲラゲラとわらっているが、幼児は激しく揺さぶられており、危険視する声も大きい。
動画はまたたく間に拡散され、怒りの連鎖が広がっている。
「こんなことで盛り上がれる精神年齢の低さにビビる」
「アメリカなら懲役喰らうだろうな」
「枕相手に必死にシコシコしていたうちのポメラニアンを思い出すわ」
「モラルとかそういうの以前に強く揺さぶりすぎ。揺さぶられ症候群になるぞ」
「これアメリカなら普通に逮捕+タグ付け+懲役10年くらい+矯正プログラムやで」
「これ虐待で逮捕案件やで」
「幼児の頭振ったらあかんってそんなん常識やろ」
「笑ってるやつがむかつくわ」
「児童虐待じゃないのかこれ?」
もちろん児童相談所などへの通報が相次ぐ形となっているのだが、それとは別に該当の動画に写っていた青年グループのSNSが漁られることとなり、過去に行っていた悪ふざけ画像に自宅前で半裸になるものがあったため、この画像から住所を特定するものが現れ、メンバーも続々と割り出されると、在学中の学校や所属する部活までが特定されるという事態に至っている。
さらに揺さぶられている幼児に関しても、今夏に原付き三人乗りで事故死した仲間の弟であり、幼児としては兄を亡くしたばかりという状況なのではといった真偽不明情報も出されている。
それでも肝心の高速ピストン青年からは「警察から一本確認の電話は来たけど悪ふざけだってこと確認取れたらそれで終わるんだよ」と強気なコメントを出す様子が漏れ伝わってくるが...。今回の事案は単なる悪ふざけで済まされるものなのだろうか。(文◎編集部)
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