もう年賀状なんてオワコン 2019年はピーク時の半分に落ち込んでるのに、まだ書いて消耗してるの?

2019年01月03日 2019年 オワコン 年賀状 減少

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2019nenga.jpg平成もあと4ヶ月!


 いよいよ平成最後となる31年がスタートしました。みなさま、あけましておめでとうございます。

 元日といえば初日の出や初詣を思い浮かべる人が多いのでしょうが、年賀状も風物詩の1つではないでしょうか。筆者が子どもの頃は「これが札束だったらな~」と思わせるくらいに厚みのある年賀はがきの束が自宅ポストに入っていたのですが、ここ最近は20~30枚くらいのうっすうすという状態。その代わりにスマホにメールやLINEの着信が大量に到着するようになりました。

 まあ、年末の忙しい時期に年賀はがきを購入して印刷し、一筆添えて投函するというのはかなり面倒を感じます。スマホなら元日にサクッとあいさつできちゃいますから、年賀状はや~めたという人も多いのでしょう。とくに若い世代や独身の人は顕著なんでしょうね。

 そこで今年一発目は年賀状についてのデータを調べてみました。


graph01-a.jpgグラフ1-a


 まず、グラフ1は年賀はがきの発行枚数の推移を示したデータです。グラフ1-aは年賀状がスタートした1950年用(1949年発行)から2019年用(2018年発行)までの発行枚数をまとめたもの。グラフ1-bは平成分だけを抜き出したものとなります。


graph01-b.jpgグラフ1-b

<グラフ1-a・b>1950~2007年用までのデータは日本郵政グループ「日本郵政公社統計データ」より。それ以降は日本郵便株式会社のプレスリリースのデータを基に筆者がグラフ化しています。また、2008年用以降のデータで2011~2016年用までは「確定値」、それ以外は「当初発行」の数値です(クリックで拡大)


 年賀はがきは1950年から2000年まで右肩上がりに上昇。その後、少しだけ減少しますが、2004年にピークとなる約44億6000万枚をマークして、そこからは減少傾向を見せました。とくに2017年からガクンと落ち込んで30億枚を割り込み、2019年用はピーク時の約半分くらいまで減少していて、やはりスマホであいさつを済ませてしまう人が増えていることを伺わせます。
 ちなみにピークとなった2004年は年賀はがきの"くじ"でハワイ旅行が当選商品となって話題を集めました。発行枚数の減少傾向を見せたことによるテコ入れが見事に当たったということですね。
 
 次に都道府県別の年賀はがきの引受枚数を示したグラフ2-aと2-bを見てみましょう。


graph02-a.jpgグラフ2-a


graph02-b.jpgグラフ2-b

<グラフ2-a・b>日本郵政グループ「日本郵政公社統計データ」と総務局「人口推計」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています。また、グラフ2-aの単位は「千通」です(クリックで拡大)


 ちょっと古いデータですが、これらのグラフは平成8年度と平成18年度を比較したものです。グラフ2-bでは、ほとんどの都道府県で人口1人あたりの年賀はがきの引受枚数が減少していました。とくに大阪府と京都府は10年間で1人あたり20枚以上も減っていて、一体何があったんでしょうか。

 そして、大阪府や京都府よりも謎なのが、10年間で1人あたりの引受枚数が約127枚も増加している滋賀県。こちらも「何事?」という話です。
 これって多分なのですが、滋賀県のマスコットキャラクター〝ひこにゃん効果〟じゃないかと。だって、ひこにゃんには毎年1万枚以上の年賀状が届いているんです(2018年は1月10日時点で1万6711通)。そして、〝ひこにゃん〟が誕生したのが2006年(平成18年)ですから、激増している平成18年度(2007年用)は時期的にも当たっていそうな気がします。
 ただ、ひこにゃんへの年賀状に関する公式集計は2008年からなので、2007年についてはあくまで憶測なのと、それが合っていたとしても異常なほどの増加率なんですが...。どなたか、原因が分かる人はいませんかね?


 とにもかくにも、便利なスマホに役目を奪われつつある年賀状。しかし、来年は新たな元号がスタートする最初の年賀状ということで、久方ぶりの復活が期待できるかもしれませんね。(文◎百園雷太)


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