がってん寿司外観。もう見るからに楽しそう
僕は寿司が大好きです。子供のころ、父親によく連れて行ってもらったせいもあるのでしょう。カウンターに一人で入れるようになたのは30半ばくらいです。それまでは、人に連れて行ってもらうか、回転寿司でした。特に、大学生から新入社員時代は重宝したものです。
やはりでも、寿司は江戸前と言われているものが好きで、煮キリをさっと塗って、職人が手で出し、僕も手で食べるのが好きです。ひと仕事してあるネタが好みな訳ですが、最近、回転寿司をきちんと見なおさなければと考えています。
テレビ番組で「日本寿司職人vsアメリカ寿司職人」みたいなバカげた番組がありますが、あれはあれで良いと思いますよ。創作寿司でしよ。日本のラーメンなどは中華麺とは明らかに違いますものね。
ということで、久々に入りました回転寿司。家族連れには楽しい空間ですよね。初めて入るかも知れません「がってん寿司」。店員か「がってん承知」と返事をします。
まず、スズキが目に入りましたので、スズキ、北寄貝、アジと頼んでいた瞬間、「ハッ」と思いました。ここでまともに頼んでどうする、と。ここは回転寿司ならではのものを食しなければ。
「えびアボカド」「揚げネギいかマヨ」「揚げなす味噌トマト」を頼みます。これぞ回転寿司です。よく彼らも考えましたよね(でも大体マヨネーズをかけると美味いんですよね。そこがちょっと...)。
絶対美味いであろうエビアボガド
素晴らしいマッチングの揚げネギいかマヨ
夏っぽい組み合わせのあげナスと味噌トマト
エビアボカド。玉ねぎとマヨネーズとエビが合わないはずがありません。そして大事なのがすし飯です。すし飯と合わなければ寿司とは言えませんね。単なる悦真美になります。揚げネギいかマヨ。これは良かったです。ナイスアイディア。揚げネギが香ばしく、マヨネーズとよく合いました。イカとの相性も良いです。そして、あげナスと味噌トマト。これは普通に美味いですよ。味噌トマトというのもイタリアンぽいですが、すし飯とちゃんとマッチしています。
回転寿司屋さん。頑張っていますよ。本当に。
要するに、味に味を足していくという手法です。ネギの薬味、これは強い味です。ひれにマヨネーズをさらに足してバランスをとっていくのが回転寿司というか創作寿司の基本手法みたいです。江戸前寿司は逆に、引き算と割り算で成り立っていますよね。
ザ・邪道のカキフライの軍艦巻き
ここまで食べて、腹がいっぱいになってしまいました。が、「これ食べなきゃ」とばかり存在感があったのが「カキフライの軍艦巻き」です。腹一杯なのですが、この「あり得ない寿司」を食べなければ食レポとは言えないでしょう。
揚げたてなので、めっちゃ熱いです。僕は辛いのが苦手ですが、熱いのも苦手です。一口食べてフリーズしました。カキフライの熱を冷ましているのです。やはりちょっとマヨネーズがかかっています。ソースよりもマヨネーズでしょうかね。これもいけました。
締めはラーメンでしょう
最後、食べてみたかったメニューが。「寿司屋が作ったラーメン」です。魚の出汁をとった醤油ラーメン。もうかなり限界ですが、少量なので食べられる事ができました。スープは魚の良い出汁が出ています。チャーシューは煮豚ですが、脂身の部分で多く、歯ごたえがあります。麺を食べ終えてもスープはまだ飲めるほど、さっぱりしていました。
回転寿司、恐るべし。リラックスして食べたい時には、やはり回転寿司は僕たちにとって必要ですね。食べすぎたので、お値段はちょっと張りました。(「ビバ★ヒルメシッ!」文◎久田将義)
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