ラブホテルと高級ホテルが混在する大阪の小さな繁華街S市。こんな場所に、あの人気狂言師Iが時折、出没しているという。しかも、家族連れのようだ。この付近でホテルマンとして働く男性に話を聞いた。
「Iはいつも"Dホテル"に宿泊してるらしいわ。社長と友達らしいで。家族も一緒に来とるみたいやわ」
この男性によると、Iは関西での仕事のときは友人である社長が経営するDホテルが常宿らしいのだが、自分が有名人であるという自覚が欠落しているせいか、変装することもなく付近での徘徊姿が目撃されている。ラブホテルが多い地域だけに、どんな状況だったのか気になるが......。
「このへんではIさんは評判でっせ。イヤラシイお店に行くワケでもなし、飲んで騒ぐわけでもなし。あれでも芸人かって、みんな言うてますわ」
狂言師が芸人かどうかは各人の認識に任せるが、イヤラシイお店で遊ぶでもないIはなぜ、そんなに評判が悪いのか。それはIの異常ともいえる「やたらと、コンビニ店員に厳しい姿」を度々目撃されているからだ。Dホテル付近には2軒のコンビニがあるが、話を聞くと、「Iには何度もキレられている」と愚痴る店員が複数いた。その中のあるアルバイト男性は次のように証言する。
「Iさんはやたらとせっかち。レジに客が2~3人並ぶともうイライラした態度になります。そんな時は必ずレジで難癖付けてきます。正直、Iさんには店へ来てほしくないですね」
別のアルバイト店員は、1年ほど前、Iに突然ブチギレられたと語る。
「お客さんが多い時にIさんがいらっしゃいまして。レジの対応がちょっと雑になってしまったんです。そしたらIさんが突然、『その態度はなんだよ!』って怒鳴りはじめたんです」
Iは店員の対応に腹を立て、並んでいる客の視線を気にすることもなく、背筋をピーンっと張ったままで怒鳴り続けたという。
「Iさんは怒っていたので、お釣りを受け取るのを忘れて店の外へ出ようとしたんです。だから、呼び止めてお釣りを渡そうとしたら、お金が飛び出して、Iさんの顔あたりにぶつかったら.....」
その瞬間、Iは信じられない行動に出た。突然、「Iチョップ!」と叫び声をあげ、アルバイト店員の脳天へチョップを振り下ろしたというのだ。
「よっぽど家庭内や仕事でストレスが溜まっているんじゃないでしょうか。店員イジメでストレス発散しているだけだと思います」
この一連の出来事は、数人の客も目撃していたという。その後、「Iチョップ事件」と呼ばれ、1年以上が経過する今もこの地域で語り継がれている。
Written by 村上茜丸
Photo by 狂言師がそんなに偉いのか
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